2007/04/26
emobile EM・ONE の小さなキーボードの発見
[Fn] キーと組み合わせて入力する赤字の記号たちが
EM・ONE ではキーボードの右側に寄せてあります。
左手で [Fn] を押しながら、右手で記号入力するときに押しやすくなりました。
ZERO3 では記号が左右に分かれた配置になっています。[Fn] キーは必ずしも
同時押ししなくてもいいので、実はこれでもそんなに困りません。
でも打ちやすくなったのでちょっとした改良点です。
その他細かいですが、使っていて気がついたキーボードの文字入力です。
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[P@] でバッククオート「`」の入力
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[O\] (オー) で「|」
さらに
◎[Fn]+[I~] でキーの刻印どおりチルダ「~]が入る
◎[Shift] + [0] (ゼロ) でもチルダ「~」が入る
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[U^] でもチルダ「~」が入る
なんと記号チルダ「~」(IME on だと「~」)の入力方法が3種類もあります。
偶然だろうけど、こんなに方法があるならどれかを [] や {} の入力方法に
割り当てて欲しかった・・。
ちなみにこれらの組み合わせは、記号配列が異なるものの ZERO3 でも
いっしょでした。
EM・ONE ではキーボードの右側に寄せてあります。
左手で [Fn] を押しながら、右手で記号入力するときに押しやすくなりました。
ZERO3 では記号が左右に分かれた配置になっています。[Fn] キーは必ずしも
同時押ししなくてもいいので、実はこれでもそんなに困りません。
でも打ちやすくなったのでちょっとした改良点です。
その他細かいですが、使っていて気がついたキーボードの文字入力です。
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[P@] でバッククオート「`」の入力
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[O\] (オー) で「|」
さらに
◎[Fn]+[I~] でキーの刻印どおりチルダ「~]が入る
◎[Shift] + [0] (ゼロ) でもチルダ「~」が入る
◎[Shift] を押して離してから、[Fn]+[U^] でもチルダ「~」が入る
なんと記号チルダ「~」(IME on だと「~」)の入力方法が3種類もあります。
偶然だろうけど、こんなに方法があるならどれかを [] や {} の入力方法に
割り当てて欲しかった・・。
ちなみにこれらの組み合わせは、記号配列が異なるものの ZERO3 でも
いっしょでした。
2007/04/22
emobile EM-ONE 改造その2 ([es]もOK)
「emobile EM・ONE USBキーボードの改造」の続きです。
キーボード側の USB ケーブルを短く切って、中でハブにつなぎました。
キーボードの USBコネクタは厚みを削るために切り開いて
金属端子部分だけにしています。

これで外に出ている USB コネクタは2つとも使えるし、
不要なケーブルも無くすっきりしました。
EM・ONE だけでなく W-ZERO3[es] でもそのまま使えました!
次は 無線マウスの受信機か、USBメモリの内蔵化を考えてます。
詳細はこちらをどうぞ
・emobile EM・ONE USBキーボードの改造
キーボード側の USB ケーブルを短く切って、中でハブにつなぎました。
キーボードの USBコネクタは厚みを削るために切り開いて
金属端子部分だけにしています。

これで外に出ている USB コネクタは2つとも使えるし、
不要なケーブルも無くすっきりしました。
EM・ONE だけでなく W-ZERO3[es] でもそのまま使えました!
次は 無線マウスの受信機か、USBメモリの内蔵化を考えてます。
詳細はこちらをどうぞ
・emobile EM・ONE USBキーボードの改造
2007/04/21
SSE についてのメモ(2) SSE4など
VisualStudio2005 は /arch:SSE2 オプションで SSE 命令を使って
コンパイルしてくれます。とはいえ積極的なベクトル化までは行われないし
SSE3/SSSE3 を含めて全部の SSE 機能が使われるわけではありません。
これらの命令を使う手段として、
・アセンブラ
・インラインアセンブラ
・コンパイラの intrinsic 命令
があります。
・MSDN MMX, SSE, and SSE2 Intrinsics
コンパイラ命令として intrinsic を使うためには、/Oi オプションが必要で
それぞれ専用のヘッダファイルを include します。
・MMX mmintrin.h
・SSE xmmintrin.h
・SSE2 emmintrin.h
ネットで調べると SSE3/SSSE3 命令を使う場合はさらに
・SSE3 pmmintrin.h
・SSSE3 tmmintrin.h
が必要になるとのこと。でも VisualStudio2005 (VC8) の include には
これらのファイルが見つかりません。
さらにもう少し調べてみたところ、VC8 では intrin.h を include するだけで
SSE~SSE3 の命令が使えるようになるそうです。
例えば SSE3 で追加された水平加算命令 haddps は、intrinsic では
_mm_hadd_ps() となります。実際にコンパイルして実行できました。
SSE は基本的に垂直演算用に設計されているため、水平加算などの命令は
ほとんど用意されていませんでした。
確かに Matrix など常に複数のベクトルがセットで用いられる場合は
垂直演算だけで4個いっぺんの積和で求まるのでそれほど困りませんでした。
でも単発で出てくる細かい積和や内積では、dp3/4 一発で済む shader と
違って結構命令数がかかってしまいます。_mm_hadd_ps() はこんなときに
重宝しそうです。
水平加算とはいえ2要素単位で合計を求める命令なので、4要素全部の加算には
2命令分の実行になります。内積の場合
__m128 va= _mm_load_ps( &_va );
__m128 vb= _mm_load_ps( &_vb );
va= _mm_mul_ps( va, vb );
va= _mm_hadd_ps( va, va );
va= _mm_hadd_ps( va, va );
と命令数がかなり減ります。アセンブラで比較すると
; SSE
movps xmm0, XMMWORD PTR _va
movps xmm1, XMMWORD PTR _vb
mulps xmm1, xmm0
movps xmm0, xmm1
shufps xmm0, xmm1, 01001110b
addps xmm0, xmm1
movps xmm1, xmm0
shufps xmm1, xmm0, 10110001b
addps xmm1, xmm0
; SSE3
movps xmm0, XMMWORD PTR _va
movps xmm1, XMMWORD PTR _vb
mulps xmm0, xmm1
haddps xmm0, xmm0
haddps xmm0, xmm0
演算部の 7命令が 3命令になっています。
非常に便利になった気がしますが、でもこれも SSE4 が出るまでの話。
もうすぐ登場予定の SSE4 ではそのものずばり DotProduct 命令 dpps が
追加されるので、上記の演算3命令すら1つで済んでしまいます。
・Intel SSE4 Programming Reference
こちらの SSE4 命令の詳細マニュアルによると、dpps は単に内積の積和を
演算するだけでなく、入力値と出力値のマスクも可能になっています。
Shader の swizzle ほど入力の自由度はないですが、それでも 3x3 内積を
簡単に指定できます。
今までわざとプログラマに意地悪しているんじゃないかと思えるほど
使いづらい仕様だった SSE 命令が、SSE4 では急にフレンドリーになったように
感じます。突然命令が複雑化したのでレイテンシは増えそうです。
実際に登場したらどれくらいの速度になるか、どれだけスループットを稼げるか
みものでしょう。
他にも SSE4 で便利そうな命令として extractps, insertps があります。
extractps は、128bit 中任意のスカラー(32bit 値)の取出しです。
例えば shader でいう src.y , src.w といった単一要素の参照を簡単にします。
これまで無かったのが不思議です。
Opcode は 6byte ほど。さすがに長くなっています。
insertps はさらに 128bit 中任意の 32bit に値を書き込みもできます。
一度に 1要素のアクセスに制限されますが、任意のスカラー値のコピーが
1命令でできるようになりました。
dest.z = src.y とかできるわけですね。
このあたりのドキュメントを読んでいたせいか、今朝
ものすごい簡単で便利な命令が追加されたけど、
プリフィックスだらけで命令長が 20byte 以上、
めちゃめちゃ長くなっている。
・・という夢を見ました。
未来の x86 拡張命令はいったい何 byte になってるんでしょうか。
・SSE についてのメモ(1)
コンパイルしてくれます。とはいえ積極的なベクトル化までは行われないし
SSE3/SSSE3 を含めて全部の SSE 機能が使われるわけではありません。
これらの命令を使う手段として、
・アセンブラ
・インラインアセンブラ
・コンパイラの intrinsic 命令
があります。
・MSDN MMX, SSE, and SSE2 Intrinsics
コンパイラ命令として intrinsic を使うためには、/Oi オプションが必要で
それぞれ専用のヘッダファイルを include します。
・MMX mmintrin.h
・SSE xmmintrin.h
・SSE2 emmintrin.h
ネットで調べると SSE3/SSSE3 命令を使う場合はさらに
・SSE3 pmmintrin.h
・SSSE3 tmmintrin.h
が必要になるとのこと。でも VisualStudio2005 (VC8) の include には
これらのファイルが見つかりません。
さらにもう少し調べてみたところ、VC8 では intrin.h を include するだけで
SSE~SSE3 の命令が使えるようになるそうです。
例えば SSE3 で追加された水平加算命令 haddps は、intrinsic では
_mm_hadd_ps() となります。実際にコンパイルして実行できました。
SSE は基本的に垂直演算用に設計されているため、水平加算などの命令は
ほとんど用意されていませんでした。
確かに Matrix など常に複数のベクトルがセットで用いられる場合は
垂直演算だけで4個いっぺんの積和で求まるのでそれほど困りませんでした。
でも単発で出てくる細かい積和や内積では、dp3/4 一発で済む shader と
違って結構命令数がかかってしまいます。_mm_hadd_ps() はこんなときに
重宝しそうです。
水平加算とはいえ2要素単位で合計を求める命令なので、4要素全部の加算には
2命令分の実行になります。内積の場合
__m128 va= _mm_load_ps( &_va );
__m128 vb= _mm_load_ps( &_vb );
va= _mm_mul_ps( va, vb );
va= _mm_hadd_ps( va, va );
va= _mm_hadd_ps( va, va );
と命令数がかなり減ります。アセンブラで比較すると
; SSE
movps xmm0, XMMWORD PTR _va
movps xmm1, XMMWORD PTR _vb
mulps xmm1, xmm0
movps xmm0, xmm1
shufps xmm0, xmm1, 01001110b
addps xmm0, xmm1
movps xmm1, xmm0
shufps xmm1, xmm0, 10110001b
addps xmm1, xmm0
; SSE3
movps xmm0, XMMWORD PTR _va
movps xmm1, XMMWORD PTR _vb
mulps xmm0, xmm1
haddps xmm0, xmm0
haddps xmm0, xmm0
演算部の 7命令が 3命令になっています。
非常に便利になった気がしますが、でもこれも SSE4 が出るまでの話。
もうすぐ登場予定の SSE4 ではそのものずばり DotProduct 命令 dpps が
追加されるので、上記の演算3命令すら1つで済んでしまいます。
・Intel SSE4 Programming Reference
こちらの SSE4 命令の詳細マニュアルによると、dpps は単に内積の積和を
演算するだけでなく、入力値と出力値のマスクも可能になっています。
Shader の swizzle ほど入力の自由度はないですが、それでも 3x3 内積を
簡単に指定できます。
今までわざとプログラマに意地悪しているんじゃないかと思えるほど
使いづらい仕様だった SSE 命令が、SSE4 では急にフレンドリーになったように
感じます。突然命令が複雑化したのでレイテンシは増えそうです。
実際に登場したらどれくらいの速度になるか、どれだけスループットを稼げるか
みものでしょう。
他にも SSE4 で便利そうな命令として extractps, insertps があります。
extractps は、128bit 中任意のスカラー(32bit 値)の取出しです。
例えば shader でいう src.y , src.w といった単一要素の参照を簡単にします。
これまで無かったのが不思議です。
Opcode は 6byte ほど。さすがに長くなっています。
insertps はさらに 128bit 中任意の 32bit に値を書き込みもできます。
一度に 1要素のアクセスに制限されますが、任意のスカラー値のコピーが
1命令でできるようになりました。
dest.z = src.y とかできるわけですね。
このあたりのドキュメントを読んでいたせいか、今朝
ものすごい簡単で便利な命令が追加されたけど、
プリフィックスだらけで命令長が 20byte 以上、
めちゃめちゃ長くなっている。
・・という夢を見ました。
未来の x86 拡張命令はいったい何 byte になってるんでしょうか。
・SSE についてのメモ(1)
2007/04/21
SSE についてのメモ(1)
今のパソコンの CPU にはほぼ SIMD 命令の SSE がついています。
単精度の浮動小数であれば 4要素同時に演算することが可能で、
ちょうど shader のベクトルレジスタに似ています。
ところが SSE は shader とは違い、2オペランドの破壊型演算命令だったり
各要素をばらばらにアクセスするのが困難だったり、
水平演算が苦手だったりと意外にとっつきにくいものでした。
また演算時のスループットも当初 2以上で、ただただその命令に
置き換えれば速くなるとは限りませんでした。
特徴や使いどころの傾向をつかむまでは苦労させられます。
CPU の進化とともに SSE も強化されており、SSE2、SSE3~ 等と
命令も実行効率も進化しています。
・SSE Pentium3~ 128bit xmm0~7 レジスタ追加、float×4 の演算 等
・SSE2 Pentium4~ double ×2、xmm 整数演算 等
・SSE3 Pentium4~ 実数用水平演算命令など
・SSSE3 Core2~ xmm 整数用水平演算命令など
・SSE4 (Penryn)~ 最大最小検索、DotProduct、bit数カウント、CRC32命令など
最近あらためて、これらの命令などをいろいろ調べていました。
これはただのメモです。
VisualStudio は FPU の代わりに SSE を使って浮動小数点演算を行う
ことができます。2005 の場合コンパイルオプション /arch:SSE or /arch:SSE2
の指定で FPU 命令の置き換えになります。また演算時の精度を /fp で
指定します。これは必要に応じて SSE/SSE2 命令を使ってくれるので便利です。
たとえば /arch:SSE2 /fp:fast 時、float の int へのキャストは
cvttss2si 命令になりました。SSE 指定がない場合は _ftol2 の呼び出し
になっています。
int castInt( float a )
{
return (int)a;
}
// ↓
cvttss2si eax, DWORD PTR _a$[esp-4]
Windows の x64 では FPU は使われずに最初から SSE を使った演算のみの
サポートとなるようです。(32bit 互換モードを除く) なので今後ますます
SSE/SSE2 が多用されていくことになるでしょう。
float から _int64 へのキャストも x64 の場合は cvttss2si 命令ですが、
32bit では実行できないので _ftol2 の呼び出しになっていました。
コンパイル時のオプション /fp:fast のあるなしは演算精度に影響します。
・MSDN /fp (浮動小数点の動作の指定)
例えば全部 float の演算の場合、/fp:fast 無し (/fp:precise) では
float va, vb, vz;
float xs= va * vb + vz;
movss xmm0, DWORD PTR vb
movss xmm1, DWORD PTR va
cvtps2pd xmm0, xmm0 ; double ← float
cvtps2pd xmm1, xmm1 ; double ← float
mulsd xmm0, xmm1
movss xmm1, DWORD PTR vz
cvtps2pd xmm1, xmm1 ; double ← float
addsd xmm0, xmm1
cvtpd2ps xmm0, xmm0 ; float ← double
演算途中の値が倍精度で保たれるよう事前に変換が発生しています。
これを /fp:fast でコンパイルすると単精度のまま演算が行われている
ことがわかります。
movss xmm0, DWORD PTR vb
mulss xmm0, DWORD PTR va
addss xmm0, DWORD PTR vz
さらに
double xd= (double)va * (double)vb + (double)vz;
でも結果は上記と全く同じコードで、演算後に cvtps2pd で変換していました。
予想よりもずっと大胆な最適化なので /fp:fast を使うときは注意が必要でしょう。
ここで少々不思議なのは movss したスカラー値を倍精度変換するために
cvtps2pd が使われていることです。パックしてから変換を最適化している
わけでもないので、本来は cvtss2sd で十分だと思われます。
・intel 日本語技術資料のダウンロード
ここからダウンロードできる「ia32命令 レイテンシトスループット」や
「IA-32 インテルR アーキテクチャー最適化リファレンス・マニュアル」を読むと
ia32.pdf Pentium4
・cvtps2pd 10/4 (レイテンシ/スループット)
・cvtss2sd 14/3
ia32_final.pdf Pentium4
・cvtps2pd 2/2
・cvtss2sd 8/2
ia32_final.pdf Pentium-M
・cvtps2pd 2+1/3
・cvtss2sd 2/2
Pentium4 では cvtps2pd よりも cvtss2sd 命令のほうがレイテンシがかなり
大きいことがわかります。ドキュメントによって Pentium4 の値が異なるのは
おそらく cpu core の世代の違いだと思われます。
またドキュメントにはもう少し興味深いこともかかれています。
movsd xmm, xmm 等レジスタの 64bit 分化しか更新せずに上位 64bit が保持
される命令の場合は、上位 bit の結果に依存関係が発生してしまうそうです。
そのため実行の並列化が阻害されます。
レジスタを 128bit 分すべて書き換える命令の方が依存関係が発生しないため
レジスタのリネーミングも可能で好ましいとのことです。なるほど。
単精度の浮動小数であれば 4要素同時に演算することが可能で、
ちょうど shader のベクトルレジスタに似ています。
ところが SSE は shader とは違い、2オペランドの破壊型演算命令だったり
各要素をばらばらにアクセスするのが困難だったり、
水平演算が苦手だったりと意外にとっつきにくいものでした。
また演算時のスループットも当初 2以上で、ただただその命令に
置き換えれば速くなるとは限りませんでした。
特徴や使いどころの傾向をつかむまでは苦労させられます。
CPU の進化とともに SSE も強化されており、SSE2、SSE3~ 等と
命令も実行効率も進化しています。
・SSE Pentium3~ 128bit xmm0~7 レジスタ追加、float×4 の演算 等
・SSE2 Pentium4~ double ×2、xmm 整数演算 等
・SSE3 Pentium4~ 実数用水平演算命令など
・SSSE3 Core2~ xmm 整数用水平演算命令など
・SSE4 (Penryn)~ 最大最小検索、DotProduct、bit数カウント、CRC32命令など
最近あらためて、これらの命令などをいろいろ調べていました。
これはただのメモです。
VisualStudio は FPU の代わりに SSE を使って浮動小数点演算を行う
ことができます。2005 の場合コンパイルオプション /arch:SSE or /arch:SSE2
の指定で FPU 命令の置き換えになります。また演算時の精度を /fp で
指定します。これは必要に応じて SSE/SSE2 命令を使ってくれるので便利です。
たとえば /arch:SSE2 /fp:fast 時、float の int へのキャストは
cvttss2si 命令になりました。SSE 指定がない場合は _ftol2 の呼び出し
になっています。
int castInt( float a )
{
return (int)a;
}
// ↓
cvttss2si eax, DWORD PTR _a$[esp-4]
Windows の x64 では FPU は使われずに最初から SSE を使った演算のみの
サポートとなるようです。(32bit 互換モードを除く) なので今後ますます
SSE/SSE2 が多用されていくことになるでしょう。
float から _int64 へのキャストも x64 の場合は cvttss2si 命令ですが、
32bit では実行できないので _ftol2 の呼び出しになっていました。
コンパイル時のオプション /fp:fast のあるなしは演算精度に影響します。
・MSDN /fp (浮動小数点の動作の指定)
例えば全部 float の演算の場合、/fp:fast 無し (/fp:precise) では
float va, vb, vz;
float xs= va * vb + vz;
movss xmm0, DWORD PTR vb
movss xmm1, DWORD PTR va
cvtps2pd xmm0, xmm0 ; double ← float
cvtps2pd xmm1, xmm1 ; double ← float
mulsd xmm0, xmm1
movss xmm1, DWORD PTR vz
cvtps2pd xmm1, xmm1 ; double ← float
addsd xmm0, xmm1
cvtpd2ps xmm0, xmm0 ; float ← double
演算途中の値が倍精度で保たれるよう事前に変換が発生しています。
これを /fp:fast でコンパイルすると単精度のまま演算が行われている
ことがわかります。
movss xmm0, DWORD PTR vb
mulss xmm0, DWORD PTR va
addss xmm0, DWORD PTR vz
さらに
double xd= (double)va * (double)vb + (double)vz;
でも結果は上記と全く同じコードで、演算後に cvtps2pd で変換していました。
予想よりもずっと大胆な最適化なので /fp:fast を使うときは注意が必要でしょう。
ここで少々不思議なのは movss したスカラー値を倍精度変換するために
cvtps2pd が使われていることです。パックしてから変換を最適化している
わけでもないので、本来は cvtss2sd で十分だと思われます。
・intel 日本語技術資料のダウンロード
ここからダウンロードできる「ia32命令 レイテンシトスループット」や
「IA-32 インテルR アーキテクチャー最適化リファレンス・マニュアル」を読むと
ia32.pdf Pentium4
・cvtps2pd 10/4 (レイテンシ/スループット)
・cvtss2sd 14/3
ia32_final.pdf Pentium4
・cvtps2pd 2/2
・cvtss2sd 8/2
ia32_final.pdf Pentium-M
・cvtps2pd 2+1/3
・cvtss2sd 2/2
Pentium4 では cvtps2pd よりも cvtss2sd 命令のほうがレイテンシがかなり
大きいことがわかります。ドキュメントによって Pentium4 の値が異なるのは
おそらく cpu core の世代の違いだと思われます。
またドキュメントにはもう少し興味深いこともかかれています。
movsd xmm, xmm 等レジスタの 64bit 分化しか更新せずに上位 64bit が保持
される命令の場合は、上位 bit の結果に依存関係が発生してしまうそうです。
そのため実行の並列化が阻害されます。
レジスタを 128bit 分すべて書き換える命令の方が依存関係が発生しないため
レジスタのリネーミングも可能で好ましいとのことです。なるほど。
2007/04/21
emobile EM・ONE 設定のメモ
イーモバイルの EM・ONE (S01SH) で行った設定や入れたソフトのメモです。
●設定など
・操作音消去
設定→音と通知→音の設定→サウンド
チェックを全部はずす
・スライド時の音
設定→システム→ユーティリティ→音量調節ボタン
コントロール/インプット設定へ切り替えたときに音を鳴らす
のチェックをはずす
・パスワード確認
設定→システム→ユーティリティ→パスワード確認
必要に応じて設定
・時刻設定
設定→システム→時計とアラーム
・通知設定消去
設定→音と通知→音の設定→通知
プルダウンメニューからイベントを選んで、チェックをはずす
バッテリ警告など
・ATOK設定変更
設定→ATOK設定→プロパティ→入力・変換
推測変換を有効にするのチェックをはずす
(また「日本語入力に ATOK を使用する」のチェックをはずすと MS-IME)
・Today画面
設定→Today→アイテム
不要な機能のチェックをはずす
・キーリピート速度
設定→ボタン→上/下コントロール
ハイライト移動開始までの待ち時間 短く
ハイライトの移動速度 速く(一番右端)
●インストール
・リアルVGA化
EM・ONEでリアルVGA(お試しでハーフVGAも)
・フォントキャッシュ容量の変更
Pocket の手 for Windows Mobile 5.0
フォント設定→フォントキャッシュサイズ 4M (4096KB)
アプリ起動設定→ソフトキー設定変更
・GSFinder (ファイル操作)
GSFinder+
GSFinder-C
・GSPlayer (音楽プレイヤー)
GSPlayer
・EasyDial (ネット接続)
EasyDial Ver1.00
アーカイブを展開して、EasyDial.exe を「 \Program Files\bin 」に入れる。
( \Program Files\bin は先に作っておく )
GSFinder を使って、EasyDial.exe のショートカットをつくり、
ショートカットを「\Windows\スタートメニュー\プログラム」に入れる
・Tombo (テキストメモ)
TOMBO Project
・ChotCalc2 (電卓)
ChotCalc2
・EBPocket (辞書ソフト)
EBPocket - PocketPC,WindowsCE用EPWING/電子ブックビューア
・MS-IME キー設定
imekeyset5
・ctrlswapmini (キーカスタマイズ)
ctrlswapmini
・PocketPuTTY (ssh ターミナル)
PocketPuTTY 日本語対応版
アーカイブ内の PocketPuTTY.exe を「\Program Files\bin 」に入れる。
GSFinder を使ってショートカットを作成して、
「\Windows\スタートメニュー\プログラム」に入れる。
・Skype (電話)
Skype
・NetFront (ブラウザ、市販ソフト)
NetFront v3.3
・PocketWZ (テキストエディタ、市販ソフト)
PocketWZ v3.0
Pocket WZ-EditorをWindows Mobileで起動できるようにするパッチ
●ネットワーク
・無線LAN (AESで失敗したのでTKIP)
設定→接続→ネットワークカード
(1) 新しい設定の追加
(2) ネットワーク名 (SSID)
(3) 認証: WPA-PSK、暗号化: TKIP、ネットワークキー: <設定する>
キーボードの [Fn]+[1] で、無線LAN の On/Off 切り替え
●PC接続
・Vista
同期ソフト Mobile Device Center 6 を install (vistaのみ)
USB 接続、パートナーシップの設定を行う
同期項目は必要に応じて
パートナーシップを設定した後の Bluetooth 同期は、EM・ONE で
ActiveSync を起動して、右下のメニュー「Bluetoothから接続」
●おぼえがき
・リセット キーボード面のリセットボタン
・フルリセット 電池カバーをはずして中のフルリセットボタン
・フォーマット [Fn]+[F] 押したまま電源ON (データ消える)
・画面キャプチャ [Fn]+[Shift]+[C]
●EM・ONE 関連
・SHARP EM・ONE
・emobile.jp サポート (ダウンロードなど)
・EM・ONEまとめWiki
●設定など
・操作音消去
設定→音と通知→音の設定→サウンド
チェックを全部はずす
・スライド時の音
設定→システム→ユーティリティ→音量調節ボタン
コントロール/インプット設定へ切り替えたときに音を鳴らす
のチェックをはずす
・パスワード確認
設定→システム→ユーティリティ→パスワード確認
必要に応じて設定
・時刻設定
設定→システム→時計とアラーム
・通知設定消去
設定→音と通知→音の設定→通知
プルダウンメニューからイベントを選んで、チェックをはずす
バッテリ警告など
・ATOK設定変更
設定→ATOK設定→プロパティ→入力・変換
推測変換を有効にするのチェックをはずす
(また「日本語入力に ATOK を使用する」のチェックをはずすと MS-IME)
・Today画面
設定→Today→アイテム
不要な機能のチェックをはずす
・キーリピート速度
設定→ボタン→上/下コントロール
ハイライト移動開始までの待ち時間 短く
ハイライトの移動速度 速く(一番右端)
●インストール
・リアルVGA化
EM・ONEでリアルVGA(お試しでハーフVGAも)
・フォントキャッシュ容量の変更
Pocket の手 for Windows Mobile 5.0
フォント設定→フォントキャッシュサイズ 4M (4096KB)
アプリ起動設定→ソフトキー設定変更
・GSFinder (ファイル操作)
GSFinder+
GSFinder-C
・GSPlayer (音楽プレイヤー)
GSPlayer
・EasyDial (ネット接続)
EasyDial Ver1.00
アーカイブを展開して、EasyDial.exe を「 \Program Files\bin 」に入れる。
( \Program Files\bin は先に作っておく )
GSFinder を使って、EasyDial.exe のショートカットをつくり、
ショートカットを「\Windows\スタートメニュー\プログラム」に入れる
・Tombo (テキストメモ)
TOMBO Project
・ChotCalc2 (電卓)
ChotCalc2
・EBPocket (辞書ソフト)
EBPocket - PocketPC,WindowsCE用EPWING/電子ブックビューア
・MS-IME キー設定
imekeyset5
・ctrlswapmini (キーカスタマイズ)
ctrlswapmini
・PocketPuTTY (ssh ターミナル)
PocketPuTTY 日本語対応版
アーカイブ内の PocketPuTTY.exe を「\Program Files\bin 」に入れる。
GSFinder を使ってショートカットを作成して、
「\Windows\スタートメニュー\プログラム」に入れる。
・Skype (電話)
Skype
・NetFront (ブラウザ、市販ソフト)
NetFront v3.3
・PocketWZ (テキストエディタ、市販ソフト)
PocketWZ v3.0
Pocket WZ-EditorをWindows Mobileで起動できるようにするパッチ
●ネットワーク
・無線LAN (AESで失敗したのでTKIP)
設定→接続→ネットワークカード
(1) 新しい設定の追加
(2) ネットワーク名 (SSID)
(3) 認証: WPA-PSK、暗号化: TKIP、ネットワークキー: <設定する>
キーボードの [Fn]+[1] で、無線LAN の On/Off 切り替え
●PC接続
・Vista
同期ソフト Mobile Device Center 6 を install (vistaのみ)
USB 接続、パートナーシップの設定を行う
同期項目は必要に応じて
パートナーシップを設定した後の Bluetooth 同期は、EM・ONE で
ActiveSync を起動して、右下のメニュー「Bluetoothから接続」
●おぼえがき
・リセット キーボード面のリセットボタン
・フルリセット 電池カバーをはずして中のフルリセットボタン
・フォーマット [Fn]+[F] 押したまま電源ON (データ消える)
・画面キャプチャ [Fn]+[Shift]+[C]
●EM・ONE 関連
・SHARP EM・ONE
・emobile.jp サポート (ダウンロードなど)
・EM・ONEまとめWiki
2007/04/20
emobile EM・ONE USBキーボードの改造
EM・ONE を使い出してから、USBキーボードに飽き足らずマウスまで
持ち歩くようになってしまいました。
キーボードと一緒にマウスをつなぐには USB ハブも必要です。
ケーブルの取り回しがごちゃごちゃしてきたので、
キーボードに USB ハブを内蔵してみました。

USB ハブ ELECOM U2H-MN4B を分解してみます。
はめ込んであるだけなので、隙間にマイナスドライバなどを入れて徐々に
こじ開けるとふたが取れました。
基板もコネクタもいい具合に薄いのでキーボードに入りそうです。

USB キーボード ELECOM TK-UP84CP を分解します。
中に鉄板が2枚ありますが、ただのおもりなので取り除きます。
コネクタとケーブルの取り回しを考えてハブが入る場所を作ります。

ハブについてきた MiniUSB ケーブルのコネクタは結構厚みがあったので、
カッターで薄く削りました。

基板をはめ込んでみました。
LED に高さがあるので、この向きじゃないと入りません。
ハブを分解したときに出てきた薄いプラ板をそのまま入れて絶縁に使います。

組み立てるといい感じです。

ただのハブなので、自分自身、キーボードのケーブルもつながない
といけないのがいまいちです。

うまく内蔵できましたが、ケーブルの取り回しは思ったより楽になっていない
気がします・・。
やっぱりキーボードケーブルは内部で結線しないとだめですね。
まだ試してませんが W-ZERO3[es] でも使えると思います。
分解したら結構キーボード内部にスペースがあったので、
最初からキーボードも一緒に持ち歩くと決めてしまえば、内部側のポートに
マウス用受信機 とか
USBメモリ とか
Bluetooth アダプタ([es]向け) とか
も入りそうです。
外部電源になるバッテリーも内蔵できたらいいですね。
持ち歩くようになってしまいました。
キーボードと一緒にマウスをつなぐには USB ハブも必要です。
ケーブルの取り回しがごちゃごちゃしてきたので、
キーボードに USB ハブを内蔵してみました。

USB ハブ ELECOM U2H-MN4B を分解してみます。
はめ込んであるだけなので、隙間にマイナスドライバなどを入れて徐々に
こじ開けるとふたが取れました。
基板もコネクタもいい具合に薄いのでキーボードに入りそうです。

USB キーボード ELECOM TK-UP84CP を分解します。
中に鉄板が2枚ありますが、ただのおもりなので取り除きます。
コネクタとケーブルの取り回しを考えてハブが入る場所を作ります。

ハブについてきた MiniUSB ケーブルのコネクタは結構厚みがあったので、
カッターで薄く削りました。

基板をはめ込んでみました。
LED に高さがあるので、この向きじゃないと入りません。
ハブを分解したときに出てきた薄いプラ板をそのまま入れて絶縁に使います。

組み立てるといい感じです。

ただのハブなので、自分自身、キーボードのケーブルもつながない
といけないのがいまいちです。

うまく内蔵できましたが、ケーブルの取り回しは思ったより楽になっていない
気がします・・。
やっぱりキーボードケーブルは内部で結線しないとだめですね。
まだ試してませんが W-ZERO3[es] でも使えると思います。
分解したら結構キーボード内部にスペースがあったので、
最初からキーボードも一緒に持ち歩くと決めてしまえば、内部側のポートに
マウス用受信機 とか
USBメモリ とか
Bluetooth アダプタ([es]向け) とか
も入りそうです。
外部電源になるバッテリーも内蔵できたらいいですね。
2007/04/19
emobile EM・ONE メモリを使い切る
EMONE には紙のしっかりしたマニュアルがついています。
でも購入時の化粧箱には入っておらず、箱とは別のビニール袋で渡されました。
おかげで帰りの電車の中でも退屈せずに済みました。
もしかしたら、当初は CD-ROM などのオンラインマニュアルだけを想定して
いたのかもしれません。
この EM・ONE のマニュアルは PDF でダウンロードすることができます。
・EM・ONE 取扱説明書ダウンロードサービス
EM・ONE 向けに小さいファイルも用意されていますが、わざとパソコン向けの
PDF マニュアル、約30MB を開いてみました。
「emobile EM・ONE 使い切れないメインメモリ」の続きです。
EM・ONE に入っている Picsell PDF Viewer はバックグランドで読み込みが
行われており、最終的には全ページのキャッシュが行われるようです。
空きメモリが徐々に減っていき、しばらくするとメモリ不足でエラーが出ます。

このときのメモリ容量です。
プログラム実行用
合計: 111.20
使用領域: 43.00 MB
空き領域: 68.20 MB
まだまだ空き領域が残っているのにエラーが出るので、枯渇しているのは
物理メモリではなくてメモリ空間の方だとわかります。
WindowsCE5.0 の制限とはいえ、メモリがあるのに使えないのはかなり
もったいないですね。
その後さらにメモリを食いつぶしてみます。
・NetFront v3.3 で 重そうなページを Tab 5枚分(max) 開く
・Opera で重そうなページを Tab で 7枚開く
この時点でやっと「空きメモリ: 17MB 」まで減りました。
(この直後、重くなって固まった、、、、のでリセットかけました)
もう少し時間が取れたらまたいろいろと実験してみます。
EM・ONE の画面キャプチャも ZERO3 と全く同じ操作でできました。
[Fn] + [Shift] + [C] の同時押しで ¥ に BMP で保存されるようです。
でも購入時の化粧箱には入っておらず、箱とは別のビニール袋で渡されました。
おかげで帰りの電車の中でも退屈せずに済みました。
もしかしたら、当初は CD-ROM などのオンラインマニュアルだけを想定して
いたのかもしれません。
この EM・ONE のマニュアルは PDF でダウンロードすることができます。
・EM・ONE 取扱説明書ダウンロードサービス
EM・ONE 向けに小さいファイルも用意されていますが、わざとパソコン向けの
PDF マニュアル、約30MB を開いてみました。
「emobile EM・ONE 使い切れないメインメモリ」の続きです。
EM・ONE に入っている Picsell PDF Viewer はバックグランドで読み込みが
行われており、最終的には全ページのキャッシュが行われるようです。
空きメモリが徐々に減っていき、しばらくするとメモリ不足でエラーが出ます。

このときのメモリ容量です。
プログラム実行用
合計: 111.20
使用領域: 43.00 MB
空き領域: 68.20 MB
まだまだ空き領域が残っているのにエラーが出るので、枯渇しているのは
物理メモリではなくてメモリ空間の方だとわかります。
WindowsCE5.0 の制限とはいえ、メモリがあるのに使えないのはかなり
もったいないですね。
その後さらにメモリを食いつぶしてみます。
・NetFront v3.3 で 重そうなページを Tab 5枚分(max) 開く
・Opera で重そうなページを Tab で 7枚開く
この時点でやっと「空きメモリ: 17MB 」まで減りました。
(この直後、重くなって固まった、、、、のでリセットかけました)
もう少し時間が取れたらまたいろいろと実験してみます。
EM・ONE の画面キャプチャも ZERO3 と全く同じ操作でできました。
[Fn] + [Shift] + [C] の同時押しで ¥ に BMP で保存されるようです。
2007/04/18
emobile EM・ONE 大きな画面
先日まで使っていた小型軽量の [es] と比べると、
EM・ONE は少々大きいけれど、
その分非常に良いなと感じるところがあります。
それは十分に広くて大きな画面です。

解像度も WVGA 800x480 と広いですが、液晶画面の大きさも異なります。
「2.8インチ → 4.1インチ」の差は予想以上でした。
画素そのものが大きい分だけ小さいフォントでも読めるので、
結果 解像度以上に画面が広く使えるようになりました。
縦にしても一応横 80桁でテキストを閲覧できます。
(PWZ 上ではスクロールバーの分文字が減るので 80より少ないです)

さらに小さくしてもぎりぎり、何とか読めるサイズです。

計算してみると
●ZERO3[es] (WS007SH)
・2.8 インチ = 7.1cm
640:480 = 4:3、対角線が 7.1cm
横 5.92cm
縦 4.44cm
1pixel = 0.093mm
●EM・ONE (S01SH)
・4.1 インチ = 10.4cm
800:480 = 5:3、対角線が 10.4cm
横 8.92cm
縦 5.35cm
1pixel = 0.112mm
●ZERO3 (WS003SH/WS004SH)
・3.7 インチ = 9.40cm
横 7.52cm
縦 5.64cm
1pixel = 0.118mm
画素自体は ZERO3 の方が少しだけ大きいようです。
現在 EM・ONE は USB の外付けキーボード&マウスと一緒に持ち歩いていて、
どちらかといえば HandheldPC に近い使い方をしています。
普段は電車の中で web を閲覧したりメールをチェックしてますが、
打ち合わせのメモや議事録用にしっかり打てるキーボードが活躍しています。
広い画面が良いですね。
マウスが使えてポインティングデバイスもあるので、
[es]とはまた違う意味で画面をタップする回数が減りました。
EM・ONE は少々大きいけれど、
その分非常に良いなと感じるところがあります。
それは十分に広くて大きな画面です。

解像度も WVGA 800x480 と広いですが、液晶画面の大きさも異なります。
「2.8インチ → 4.1インチ」の差は予想以上でした。
画素そのものが大きい分だけ小さいフォントでも読めるので、
結果 解像度以上に画面が広く使えるようになりました。
縦にしても一応横 80桁でテキストを閲覧できます。
(PWZ 上ではスクロールバーの分文字が減るので 80より少ないです)

さらに小さくしてもぎりぎり、何とか読めるサイズです。

計算してみると
●ZERO3[es] (WS007SH)
・2.8 インチ = 7.1cm
640:480 = 4:3、対角線が 7.1cm
横 5.92cm
縦 4.44cm
1pixel = 0.093mm
●EM・ONE (S01SH)
・4.1 インチ = 10.4cm
800:480 = 5:3、対角線が 10.4cm
横 8.92cm
縦 5.35cm
1pixel = 0.112mm
●ZERO3 (WS003SH/WS004SH)
・3.7 インチ = 9.40cm
横 7.52cm
縦 5.64cm
1pixel = 0.118mm
画素自体は ZERO3 の方が少しだけ大きいようです。
現在 EM・ONE は USB の外付けキーボード&マウスと一緒に持ち歩いていて、
どちらかといえば HandheldPC に近い使い方をしています。
普段は電車の中で web を閲覧したりメールをチェックしてますが、
打ち合わせのメモや議事録用にしっかり打てるキーボードが活躍しています。
広い画面が良いですね。
マウスが使えてポインティングデバイスもあるので、
[es]とはまた違う意味で画面をタップする回数が減りました。
2007/04/17
emobile EMONE のキーコード調査
EM・ONE のキーコードをしらべてみました。
キーコード(VK)だけでなくスキャンコードまで ZERO3 と同じでした。
ソフトの互換性も本当に問題なさそうです。
下のリストは左側2桁がキーコード(VK)、右側2桁がスキャンコードです。
キー設定アプリなどではキーコード(VK)だけ使うので、本当はスキャン
コードまで調べる必要はないです。
blog だと tab や空白がつぶれるので少々見づらくなってしまいました。
比較のために久しぶりに W-ZERO3[es] を手に持ったら軽いこと軽いこと!
使ってるときはここまで実感無かったけど、本体も軽いし持ちやすいし
ボタンも押しやすいです。
EM・ONE は今のところインプットスタイル(キーボードを開いた状態)+両手
持ちで落ち着きました。ポインティングデバイスにもかなり慣れて、
PC みたいに多用しています。
カーソルキーはつぶれて斜めになってます。厚みとしてはわずかな差なのですが、
フレームよりへこんでいるため右と下が結構押しづらいです。
キーボードがへたりやすいのはこまりものです。
とりあえずシール等を貼って厚みを持たせたり、いろいろ工夫してみるつもりです。
●EM・ONE S01SH
[1] 31 01
[2] 32 02
[3] 33 03
[4] 34 04
[5] 35 05
[6] 36 06
[7] 37 07
[8] 38 08
[9] 39 09
[0] 30 00
[-=] BD 38
[BS] 08 33
[Q] 51 20
[W] 57 26
[E] 45 14
[R] 52 21
[T] 54 23
[Y] 59 28
[U] 55 24
[I] 49 18
[O] 4F 1E
[P] 50 1F
[Tab] 09 34
[A] 41 10
[S] 53 22
[D] 44 13
[F] 46 15
[G] 47 16
[H] 48 17
[J] 4A 19
[K] 4B 1A
[L] 4C 1B
[Shift] 10 31 (10 1B)
[Z] 5A 29
[X] 58 27
[C] 43 12
[V] 56 25
[B] 42 11
[N] 4E 1D
[M] 4D 1C
[Ctrl] 11 32
[文字] 5C 11 + 76 11
[Space] 20 39
[,;] BC 00
[.:] BE 01
[/?] BF 3A
[Enter] 0D 37
◎横画面時
[Left] 25 3E
[Up] 26 3C
[Right] 27 3D
[Down] 28 3B
◎縦画面時
[Left] 25 3B
[Up] 26 3E
[Right] 27 3C
[Down] 28 3D
[回転] 5B 16 + C7 16
[Camera] -- --
[Vol+] 75 00 , 26 00
[Vol-] 76 00 , 28 00
[OK] 5C 00 + 75 00
[Win] 5B 00 (5D 00)
[Home] 5B 00 + C1 00
長[Home] 5B 00 + C3 00
[StMob] 5B 00 + C2 00
長[StMob] 5B 00 + C4 00
[IE] 9D 00
長[IE] 5B 00 + C5 00
[Mail] 9D 00
長[Mail] 5B 00 + C6 00
[Fn]+[3] 70 43
[Fn]+[0] 71 44
[Fn]+[BS] 2E 03
[Fn]+[Tab] 1B 09
[Fn]+[文字] 1C 0C
[Fn]+[Enter] 5C 10
[Fn]+[U] BB 04
●W-ZERO3[es] WS007SH
[左Soft] 70 43
[右Soft] 71 44
[Win] 5B 4E
[回転] 5B 16 + C4 16
[Vol+] 75 00 , 26 00
[Vol-] 76 00 , 28 00
キーコード(VK)だけでなくスキャンコードまで ZERO3 と同じでした。
ソフトの互換性も本当に問題なさそうです。
下のリストは左側2桁がキーコード(VK)、右側2桁がスキャンコードです。
キー設定アプリなどではキーコード(VK)だけ使うので、本当はスキャン
コードまで調べる必要はないです。
blog だと tab や空白がつぶれるので少々見づらくなってしまいました。
比較のために久しぶりに W-ZERO3[es] を手に持ったら軽いこと軽いこと!
使ってるときはここまで実感無かったけど、本体も軽いし持ちやすいし
ボタンも押しやすいです。
EM・ONE は今のところインプットスタイル(キーボードを開いた状態)+両手
持ちで落ち着きました。ポインティングデバイスにもかなり慣れて、
PC みたいに多用しています。
カーソルキーはつぶれて斜めになってます。厚みとしてはわずかな差なのですが、
フレームよりへこんでいるため右と下が結構押しづらいです。
キーボードがへたりやすいのはこまりものです。
とりあえずシール等を貼って厚みを持たせたり、いろいろ工夫してみるつもりです。
●EM・ONE S01SH
[1] 31 01
[2] 32 02
[3] 33 03
[4] 34 04
[5] 35 05
[6] 36 06
[7] 37 07
[8] 38 08
[9] 39 09
[0] 30 00
[-=] BD 38
[BS] 08 33
[Q] 51 20
[W] 57 26
[E] 45 14
[R] 52 21
[T] 54 23
[Y] 59 28
[U] 55 24
[I] 49 18
[O] 4F 1E
[P] 50 1F
[Tab] 09 34
[A] 41 10
[S] 53 22
[D] 44 13
[F] 46 15
[G] 47 16
[H] 48 17
[J] 4A 19
[K] 4B 1A
[L] 4C 1B
[Shift] 10 31 (10 1B)
[Z] 5A 29
[X] 58 27
[C] 43 12
[V] 56 25
[B] 42 11
[N] 4E 1D
[M] 4D 1C
[Ctrl] 11 32
[文字] 5C 11 + 76 11
[Space] 20 39
[,;] BC 00
[.:] BE 01
[/?] BF 3A
[Enter] 0D 37
◎横画面時
[Left] 25 3E
[Up] 26 3C
[Right] 27 3D
[Down] 28 3B
◎縦画面時
[Left] 25 3B
[Up] 26 3E
[Right] 27 3C
[Down] 28 3D
[回転] 5B 16 + C7 16
[Camera] -- --
[Vol+] 75 00 , 26 00
[Vol-] 76 00 , 28 00
[OK] 5C 00 + 75 00
[Win] 5B 00 (5D 00)
[Home] 5B 00 + C1 00
長[Home] 5B 00 + C3 00
[StMob] 5B 00 + C2 00
長[StMob] 5B 00 + C4 00
[IE] 9D 00
長[IE] 5B 00 + C5 00
[Mail] 9D 00
長[Mail] 5B 00 + C6 00
[Fn]+[3] 70 43
[Fn]+[0] 71 44
[Fn]+[BS] 2E 03
[Fn]+[Tab] 1B 09
[Fn]+[文字] 1C 0C
[Fn]+[Enter] 5C 10
[Fn]+[U] BB 04
●W-ZERO3[es] WS007SH
[左Soft] 70 43
[右Soft] 71 44
[Win] 5B 4E
[回転] 5B 16 + C4 16
[Vol+] 75 00 , 26 00
[Vol-] 76 00 , 28 00
2007/04/16
emobile EM・ONE 使い切れないメインメモリ
今のところ EMONE は安定して動いています。特にリセットしなければ
ならない様子もなく、メモリ(RAM、ワークメモリ)が多いおかげかもしれません。
だけどよく考えたら最初 W-ZERO3[es] を手に入れたばかりの時も同じように
感じたので、単に購入直後でまだそれほど使ってないせいかもしれません。
「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」で書いたように、
今のところいちいちアプリの終了を気にしないで使ってみています。
使って気がついたのは、設定の「メモリ」で確認すると
実行メモリの空きがずっと 50~70MB くらいあることです。
だったら最初から入ってるアプリを全部起動しておけば、
昔の PDA (PI-ZAURUS/MI-Zaurus/Palm等) みたいに各機能の切り替えが早くなって
いいんじゃないかと、
PocketPC の本来の使い方を実践すべく片っぱしからアプリを起動してみました。


・注意点
RealVGA 化しているのでおそらく標準状態とは数値に差があります。
またフォントキャッシュを 4MB に拡張しています。キャッシュ容量が少ない
状態で DicLand 等の文字を大量に使うアプリが裏で動いていると、
かなり動作が遅くなってしまうようです。
またさすがにこの状態では使っていません・・。
●リセット直後
プログラム実行用
合計: 111.20
使用領域: 18.33MB
空き領域: 92.87MB
●プログラム22本起動後
合計: 111.20
使用領域: 50.72MB
空き領域: 60.48MB
プログラム22本起動時の値がこれです。実はここで大きな壁にぶち当たって
しまいました。これ以上アプリをいくら起動しても 20~22本で止まってしまい
これ以上に増えません。
ちょうどメモリ管理画面のリストの上から順番に、古いアプリが次々消されて
いきます。
いわゆるこれが WindowsCE のプロセス数制限なのでしょう。WindowsCE では
プロセス個数の最大が 32個までなので、システム側で常駐しているタスクが
約10本ほどあることになります。
また上の数値にはいくつか注意点があります。
・起動した直後で大きなデータを読み込んでいない
IE、Opera、NetFront の3本だけ emobile.jp のトップページを開いて
います。他のアプリは特に大きなデータを開いているわけではないので
プログラム起動のみのメモリ使用量になっています。実際は大きなデータ
を開くなど、使っているうちにもっとメモリを消費するでしょう。
・デマンドページングが考慮されていない
起動時にプログラムコードが全部メモリに乗るとは限らないので、
おそらく実行したコード分のページしか容量計算に入っていないと思われます。
よってきちんと使用して機能を使っていればもっと増えるでしょう。
ですが WindowsCE 自体はメモリ空間が狭いので
まだまだ実メモリに余裕があることにはかわりません。
WindowsCE 5.0 の1プロセスあたりの仮想メモリ空間は 64MB しかないそうです。
これは共有の DLL 領域 32MB を含んだ大きさなので、1つのプロセスが
使用できる実メモリは半分の 32MB になります。
だから目一杯メモリを消費するアプリがあっても、あと2本分は大丈夫という
ことでしょうか。
EM・ONE で実行メモリを使い切る状態はなかなか無いのかもしれません。
もしかしたら StationMobile (ワンセグソフト) あたりがかなり使うのかも
しれません。
ちなみに 32×32 = 1024 なので、もし 1GByte のメモリ(RAM)があったら、
全プロセス(slot)の全メモリ空間を完全に埋め尽くすことができる計算です。
最近はリソースも増えて、ムービーなど巨大なデータを使うアプリケーション
も多いので、今となっては少々きつい仕様だと思います。
昔の WindowsCE では、この1プロセスあたりのメモリ空間がさらに半分しか
なかったそうです。
WindowsCE 6.0 からは、1プロセスに割り当てられる仮想メモリ空間は
2GByte (64倍)、同時に走るプロセス数の上限も 1000倍になるそうです。
これでようやく一般的な 32bit のデスクトップ用 OS と同等のスペックに
なります。
早く WindowsCE 6.0 の製品が出てきてほしいところです。
(WindowsMobile7.0あたりから?)
ならない様子もなく、メモリ(RAM、ワークメモリ)が多いおかげかもしれません。
だけどよく考えたら最初 W-ZERO3[es] を手に入れたばかりの時も同じように
感じたので、単に購入直後でまだそれほど使ってないせいかもしれません。
「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」で書いたように、
今のところいちいちアプリの終了を気にしないで使ってみています。
使って気がついたのは、設定の「メモリ」で確認すると
実行メモリの空きがずっと 50~70MB くらいあることです。
だったら最初から入ってるアプリを全部起動しておけば、
昔の PDA (PI-ZAURUS/MI-Zaurus/Palm等) みたいに各機能の切り替えが早くなって
いいんじゃないかと、
PocketPC の本来の使い方を実践すべく片っぱしからアプリを起動してみました。


・注意点
RealVGA 化しているのでおそらく標準状態とは数値に差があります。
またフォントキャッシュを 4MB に拡張しています。キャッシュ容量が少ない
状態で DicLand 等の文字を大量に使うアプリが裏で動いていると、
かなり動作が遅くなってしまうようです。
またさすがにこの状態では使っていません・・。
●リセット直後
プログラム実行用
合計: 111.20
使用領域: 18.33MB
空き領域: 92.87MB
●プログラム22本起動後
合計: 111.20
使用領域: 50.72MB
空き領域: 60.48MB
プログラム22本起動時の値がこれです。実はここで大きな壁にぶち当たって
しまいました。これ以上アプリをいくら起動しても 20~22本で止まってしまい
これ以上に増えません。
ちょうどメモリ管理画面のリストの上から順番に、古いアプリが次々消されて
いきます。
いわゆるこれが WindowsCE のプロセス数制限なのでしょう。WindowsCE では
プロセス個数の最大が 32個までなので、システム側で常駐しているタスクが
約10本ほどあることになります。
また上の数値にはいくつか注意点があります。
・起動した直後で大きなデータを読み込んでいない
IE、Opera、NetFront の3本だけ emobile.jp のトップページを開いて
います。他のアプリは特に大きなデータを開いているわけではないので
プログラム起動のみのメモリ使用量になっています。実際は大きなデータ
を開くなど、使っているうちにもっとメモリを消費するでしょう。
・デマンドページングが考慮されていない
起動時にプログラムコードが全部メモリに乗るとは限らないので、
おそらく実行したコード分のページしか容量計算に入っていないと思われます。
よってきちんと使用して機能を使っていればもっと増えるでしょう。
ですが WindowsCE 自体はメモリ空間が狭いので
まだまだ実メモリに余裕があることにはかわりません。
WindowsCE 5.0 の1プロセスあたりの仮想メモリ空間は 64MB しかないそうです。
これは共有の DLL 領域 32MB を含んだ大きさなので、1つのプロセスが
使用できる実メモリは半分の 32MB になります。
だから目一杯メモリを消費するアプリがあっても、あと2本分は大丈夫という
ことでしょうか。
EM・ONE で実行メモリを使い切る状態はなかなか無いのかもしれません。
もしかしたら StationMobile (ワンセグソフト) あたりがかなり使うのかも
しれません。
ちなみに 32×32 = 1024 なので、もし 1GByte のメモリ(RAM)があったら、
全プロセス(slot)の全メモリ空間を完全に埋め尽くすことができる計算です。
最近はリソースも増えて、ムービーなど巨大なデータを使うアプリケーション
も多いので、今となっては少々きつい仕様だと思います。
昔の WindowsCE では、この1プロセスあたりのメモリ空間がさらに半分しか
なかったそうです。
WindowsCE 6.0 からは、1プロセスに割り当てられる仮想メモリ空間は
2GByte (64倍)、同時に走るプロセス数の上限も 1000倍になるそうです。
これでようやく一般的な 32bit のデスクトップ用 OS と同等のスペックに
なります。
早く WindowsCE 6.0 の製品が出てきてほしいところです。
(WindowsMobile7.0あたりから?)
2007/04/16
emobile EM・ONE 無線LANのバッテリー時間
「emobile EM・ONE のバッテリーと操作」では HSDPA 通信時の実働時間をテストしました。
今度は無線LANでどれだけバッテリーが持つか試してみました。
条件は前回とほぼいっしょです。
・暗号化WEP、11b/g 対応ルーター
・HSDPA と Bluetooth は off
・画面の明るさは最大輝度から三番目(MAX-2)
・キーボードのライトは「バックライト設定と連動」に設定
・インプットスタイルを使用
・音は消音状態
・標準バッテリー
バッテリーがフルの状態から約 2時間50分 持ちました。
◎1時間45分、バッテリー1目盛り消費
◎2時間45分、2目盛り消費
◎2時間50分、警告とバッテリー LED の赤ランプ点滅
◎2時間53分、電源強制切断
たぶん使い方によって誤差はあるでしょうが、無線LAN の方がバッテリー
消費が少ないようです。テスト中は HSDPA を off にしていたので、
待ち受け状態だともっと持続時間は短いでしょう。
テストした無線ルーターとの相性があんまりよくないのか、電波強度は
良好なのに HSDPA 通信時よりも速度が出ませんでした。また TKIP だと大丈夫
なのに AES でつながらなかったので、取りあえず WEP でのテストとなりました。
古いルータだったせいかもしれません。
W-ZERO3[es] と違って、EM・ONE はバッテリーが少なくなっても画面の明るさが
変わらずキーランプも消えないのは良いですね。
今度は無線LANでどれだけバッテリーが持つか試してみました。
条件は前回とほぼいっしょです。
・暗号化WEP、11b/g 対応ルーター
・HSDPA と Bluetooth は off
・画面の明るさは最大輝度から三番目(MAX-2)
・キーボードのライトは「バックライト設定と連動」に設定
・インプットスタイルを使用
・音は消音状態
・標準バッテリー
バッテリーがフルの状態から約 2時間50分 持ちました。
◎1時間45分、バッテリー1目盛り消費
◎2時間45分、2目盛り消費
◎2時間50分、警告とバッテリー LED の赤ランプ点滅
◎2時間53分、電源強制切断
たぶん使い方によって誤差はあるでしょうが、無線LAN の方がバッテリー
消費が少ないようです。テスト中は HSDPA を off にしていたので、
待ち受け状態だともっと持続時間は短いでしょう。
テストした無線ルーターとの相性があんまりよくないのか、電波強度は
良好なのに HSDPA 通信時よりも速度が出ませんでした。また TKIP だと大丈夫
なのに AES でつながらなかったので、取りあえず WEP でのテストとなりました。
古いルータだったせいかもしれません。
W-ZERO3[es] と違って、EM・ONE はバッテリーが少なくなっても画面の明るさが
変わらずキーランプも消えないのは良いですね。
2007/04/15
emobile EM・ONE ワンセグ用アンテナアダプタ
部屋の奥では少々ワンセグの入りが悪かったので、外付けのアンテナを
つないでみました。使ったアダプタは Vodafone の TV 付き携帯電話用に販売
されていた「TVアンテナ接続ケーブル ZTPH03」です。

平型コネクタに取り付けるタイプで、もともと V905SH で使っていました。
EM・ONE 用の純正オプションではないけれどきちんと映るようになりました。
一応使えるようですね。
ワンセグ視聴時の音声がなかなか大きくならないなと思ったら、WindowsMobile
のシステムの音量と、ワンセグソフト(StationMobile)の音量は別物でした。
本体上部についてる音量ボタンだけでは MAX にならないので、StationMobile 側の
音量も同時に調節する必要があります。
音量バーの表示は右下の TVリモコンみたいなボタンでできます。
つないでみました。使ったアダプタは Vodafone の TV 付き携帯電話用に販売
されていた「TVアンテナ接続ケーブル ZTPH03」です。

平型コネクタに取り付けるタイプで、もともと V905SH で使っていました。
EM・ONE 用の純正オプションではないけれどきちんと映るようになりました。
一応使えるようですね。
ワンセグ視聴時の音声がなかなか大きくならないなと思ったら、WindowsMobile
のシステムの音量と、ワンセグソフト(StationMobile)の音量は別物でした。
本体上部についてる音量ボタンだけでは MAX にならないので、StationMobile 側の
音量も同時に調節する必要があります。
音量バーの表示は右下の TVリモコンみたいなボタンでできます。
2007/04/15
emobile EM・ONE のバッテリーと操作
EM・ONE で通信中のバッテリー持続時間を調べてみました。
・電波状況はだいたい EM・ONE 本体で 1Mbps 近く出る状態(移動なし)
・電波強度 LED は ON のまま
・画面の明るさは、最大輝度から3番目 (MAX-2)
・無線LAN と Bluetooth は off
・キーボードのライトは「バックライト設定と連動」に設定
・インプットスタイルを使用
・RealVGA 化済み
・NetFront v3.3 または Opera を使用中
・音は消音
・標準バッテリー
バッテリーがフルの状態からほぼきっかり 2時間持ちました。
条件によってかなり変動すると思うので、1つの例としてのみ参考にしてください。
◎1時間後に、バッテリー1メモリ消費
◎1:30 後に、2メモリ目消費
◎2時間後に、メモリがすべて消えてバッテリー警告と LED 赤ランプ
◎赤ランプから約 5分後に強制電源切断
通信接続状態のまま web 閲覧しつつブラウザを操作していました。
そのため常に通信しっぱなしではありませんが、だいたい実用に近い条件
だったのではないかと思います。
操作は主にポインティングデバイスとキーボードを使い、画面のタップは
少なめです。
ポインティングデバイスの操作だけでもキーボードライトがついてしまうため
キーボードはほぼ青く光りっぱなしでした。
しかもインプットスタイルだったのでキーボード全面です。
これは少々厳しい条件だったかもしれません。
コントロールスタイルの場合はカーソルキーのライトしか光らないようです。
電波強度 LED の off、キーボードライトの消灯、バックライトの明るさを
下げることで、バッテリー持続時間はもっと長くなるでしょう。
また電波状況によってもバッテリー持続時間の増減があると思われます。
2時間使い続けて操作もすっかり慣れました。
[Fn] + [3] の左ソフトキーは多用しました。例えばブラウザで前のページに
戻る場合は
・Opera = [Fn] [3] [E]
・NetFront = [Fn] [3] [Enter]
でいけます。
ポインティングデバイスは意外に使えます。これだけで全部やろうとしないで、
両手で持ってカーソルキーやキーボードショートカットを使いつつ補助として
使います。
例えば画面左上にずっとカーソルを置いておけばスターとメニューをすぐ呼べるし、
右サイドに常においておけばスクロールバー操作に使えます。
しばらく使っていたら、よく使うキーだけ周りのキーよりも低くなってきたのが
気になります。なんだか EM・ONE のキーは徐々に陥没していくようです。
カーソルキーの右と下だけが周りのフレームと同じ高さになって、押しづらく
なってしまいました。まだ三日目なのに。
ソフトキーで多用したせいか、数字の [3] も他のキーよりわずかに低くなって
います。それでもクリック感はきちんとあるので入力自体に不都合はありません。
(使い方が悪かったのかも)
[文字] キーは
・4回押して「半角英数」
・1回押して「ひらがな」
の2つのリズムだけ覚えたら、ほぼ入力切り替えに困らなくなりました。
・電波状況はだいたい EM・ONE 本体で 1Mbps 近く出る状態(移動なし)
・電波強度 LED は ON のまま
・画面の明るさは、最大輝度から3番目 (MAX-2)
・無線LAN と Bluetooth は off
・キーボードのライトは「バックライト設定と連動」に設定
・インプットスタイルを使用
・RealVGA 化済み
・NetFront v3.3 または Opera を使用中
・音は消音
・標準バッテリー
バッテリーがフルの状態からほぼきっかり 2時間持ちました。
条件によってかなり変動すると思うので、1つの例としてのみ参考にしてください。
◎1時間後に、バッテリー1メモリ消費
◎1:30 後に、2メモリ目消費
◎2時間後に、メモリがすべて消えてバッテリー警告と LED 赤ランプ
◎赤ランプから約 5分後に強制電源切断
通信接続状態のまま web 閲覧しつつブラウザを操作していました。
そのため常に通信しっぱなしではありませんが、だいたい実用に近い条件
だったのではないかと思います。
操作は主にポインティングデバイスとキーボードを使い、画面のタップは
少なめです。
ポインティングデバイスの操作だけでもキーボードライトがついてしまうため
キーボードはほぼ青く光りっぱなしでした。
しかもインプットスタイルだったのでキーボード全面です。
これは少々厳しい条件だったかもしれません。
コントロールスタイルの場合はカーソルキーのライトしか光らないようです。
電波強度 LED の off、キーボードライトの消灯、バックライトの明るさを
下げることで、バッテリー持続時間はもっと長くなるでしょう。
また電波状況によってもバッテリー持続時間の増減があると思われます。
2時間使い続けて操作もすっかり慣れました。
[Fn] + [3] の左ソフトキーは多用しました。例えばブラウザで前のページに
戻る場合は
・Opera = [Fn] [3] [E]
・NetFront = [Fn] [3] [Enter]
でいけます。
ポインティングデバイスは意外に使えます。これだけで全部やろうとしないで、
両手で持ってカーソルキーやキーボードショートカットを使いつつ補助として
使います。
例えば画面左上にずっとカーソルを置いておけばスターとメニューをすぐ呼べるし、
右サイドに常においておけばスクロールバー操作に使えます。
しばらく使っていたら、よく使うキーだけ周りのキーよりも低くなってきたのが
気になります。なんだか EM・ONE のキーは徐々に陥没していくようです。
カーソルキーの右と下だけが周りのフレームと同じ高さになって、押しづらく
なってしまいました。まだ三日目なのに。
ソフトキーで多用したせいか、数字の [3] も他のキーよりわずかに低くなって
います。それでもクリック感はきちんとあるので入力自体に不都合はありません。
(使い方が悪かったのかも)
[文字] キーは
・4回押して「半角英数」
・1回押して「ひらがな」
の2つのリズムだけ覚えたら、ほぼ入力切り替えに困らなくなりました。
2007/04/14
EMOBILE EM・ONE を使ってみた、ソフト面など
同じ WindowsMobile5.0 で同じ SHARP 端末ということもあり ZERO3 とほぼ
同じソフトが動作します。セッティングも慣れているのでスムーズです。
逆に慣れてるが故に、独立したソフトキーがないのとスライドしないと
カーソルキーを使えないのは慣れるまでちょっと違和感がありました。
電源を入れた後ついつい手がカーソルキーを捜してしまいます。
また基本横画面なので、アプリによっては画面が下にはみ出てしまい
スクロールしないと全体が見えなくなってしまうものもありました。
画面のピクセル数は多いはずなのに画面が少々窮屈な印象です。
ZERO3[es] より画面も大きいことだし、EM ONE では RealVGA で使ってみる
ことにしました。これだと画面がはみ出たりダイアログが窮屈に見えることも
なくてたいへんいい感じです。
・EM・ONEでリアルVGA(お試しでハーフVGAも)
キーロックは本体の左側面下にある小さいボタン「縦横切り替えボタン」の
長押しでできました。
ブラウザは ZERO3[es] 同様に標準で IE と Opera が入っています。
以前購入した NetFront v3.3 も入れてみました。
それぞれ得手不得手があるので、サイトによって使い分けるつもりです。
ちょっと残念なのは、NetFront v3.3 だと EM・ONE のスクロールホイールが
使えないことです。
USB HOST もばっちりでした。ZERO3[es] で使っていた USB キーボード
ELECOM TK-UP84CP もそのまま使えています。
さらに USB マウスも使えます。ポインティングデバイスを内蔵しているので
カーソルもあってしっかり動くし、Opera 等対応ソフトではマウスのホイールも
使えます。なかなか相性が良いです。
W-ZERO3[es] と同様に日本語変換は ATOK が入っています。
「設定」→「システム」→「ATOK設定」で ATOK の設定ができて ATOK を
使わないこともできます。
IME操作のキーカスタマイズがしたかったので ATOK は OFF にしました。
その後、imekeyset5 を使って外付けキーボード向けにキー操作を
設定しています。外付けキーボードの [変換] キーだけで IME の on/off も
できるようになりました。
この辺の設定もアプリも ZERO3[es] と同じで、問題なく動作しているようです。
ctrlswapmini も組み込んでみました。きちんと動いているようです。
とはいっても、もともと使っている機能は外付け USB キーボード向けの
Ctrl と Caps の入れ替えだけです。
EM・ONE は辞書ソフトとして DicLand が ROM に入っています。そのままだと
表示は結構重いです。そういえばスタートメニューの表示も ZERO3[es] より
引っ掛かりがあって待たされる感じがします。
この引っかかるような重さは見覚えがあります。PocketPC いつもの日本語
フォント展開でしょう。フォントキャッシュのカスタマイズで速くなると思われます。
ZERO3 でも使っていた PocketWZ3.0 を入れました。
PWZ3 が WM5 で動くのはこのありがたいパッチのおかげです。
・Pocket WZ-EditorをWindows Mobileで起動できるようにするパッチ
動作的には問題なく使えていますが、画面の上部にメニューバーが出たり
ダイアログが画面からはみ出るウィンドウ表示されるなど、
少々いつもと違う画面になっています。
もしかしたら画面解像度で PocketPC / HandheldPC を判断しているのかも
しれません。
GSPlayer を入れました。
Tool→Options→Associations で pls の関連付けにチェックを入れておけば
SHOUTcast でラジオのストリーム放送を
聴くこともできます。さすがに 128Kbps 程度の再生は余裕でこなせるようです。
ストリーム再生で音楽を聴きながらブラウザで web を見ていても、
再生が途切れることもなく快適です。
でも使っていると本体裏面が結構あったかくなります。
3D アクセラレータの機能はどうなっているか、d3dmcaps の結果です。
なんと・・使われているドライバは「D3DMXSC50PB.DLL」、ただの XScale 向けの
CPU ドライバです。
no HWTRANSFORMANDLIGHT
no HWRASTERIZATION
せっかくグラフィックアクセラレータ NVIDIA GoForce5500 内蔵なのに
Direct3DMobile では 3D 描画にハードウエアアクセラレートかかりません。
期待したのに、、いやもう残念でなりません。
・SHARP EM・ONE の 3D 機能
・「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
・「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」
・「EMOBILE EM ONE を手に入れて、通信&ハード面」
同じソフトが動作します。セッティングも慣れているのでスムーズです。
逆に慣れてるが故に、独立したソフトキーがないのとスライドしないと
カーソルキーを使えないのは慣れるまでちょっと違和感がありました。
電源を入れた後ついつい手がカーソルキーを捜してしまいます。
また基本横画面なので、アプリによっては画面が下にはみ出てしまい
スクロールしないと全体が見えなくなってしまうものもありました。
画面のピクセル数は多いはずなのに画面が少々窮屈な印象です。
ZERO3[es] より画面も大きいことだし、EM ONE では RealVGA で使ってみる
ことにしました。これだと画面がはみ出たりダイアログが窮屈に見えることも
なくてたいへんいい感じです。
・EM・ONEでリアルVGA(お試しでハーフVGAも)
キーロックは本体の左側面下にある小さいボタン「縦横切り替えボタン」の
長押しでできました。
ブラウザは ZERO3[es] 同様に標準で IE と Opera が入っています。
以前購入した NetFront v3.3 も入れてみました。
それぞれ得手不得手があるので、サイトによって使い分けるつもりです。
ちょっと残念なのは、NetFront v3.3 だと EM・ONE のスクロールホイールが
使えないことです。
USB HOST もばっちりでした。ZERO3[es] で使っていた USB キーボード
ELECOM TK-UP84CP もそのまま使えています。
さらに USB マウスも使えます。ポインティングデバイスを内蔵しているので
カーソルもあってしっかり動くし、Opera 等対応ソフトではマウスのホイールも
使えます。なかなか相性が良いです。
W-ZERO3[es] と同様に日本語変換は ATOK が入っています。
「設定」→「システム」→「ATOK設定」で ATOK の設定ができて ATOK を
使わないこともできます。
IME操作のキーカスタマイズがしたかったので ATOK は OFF にしました。
その後、imekeyset5 を使って外付けキーボード向けにキー操作を
設定しています。外付けキーボードの [変換] キーだけで IME の on/off も
できるようになりました。
この辺の設定もアプリも ZERO3[es] と同じで、問題なく動作しているようです。
ctrlswapmini も組み込んでみました。きちんと動いているようです。
とはいっても、もともと使っている機能は外付け USB キーボード向けの
Ctrl と Caps の入れ替えだけです。
EM・ONE は辞書ソフトとして DicLand が ROM に入っています。そのままだと
表示は結構重いです。そういえばスタートメニューの表示も ZERO3[es] より
引っ掛かりがあって待たされる感じがします。
この引っかかるような重さは見覚えがあります。PocketPC いつもの日本語
フォント展開でしょう。フォントキャッシュのカスタマイズで速くなると思われます。
ZERO3 でも使っていた PocketWZ3.0 を入れました。
PWZ3 が WM5 で動くのはこのありがたいパッチのおかげです。
・Pocket WZ-EditorをWindows Mobileで起動できるようにするパッチ
動作的には問題なく使えていますが、画面の上部にメニューバーが出たり
ダイアログが画面からはみ出るウィンドウ表示されるなど、
少々いつもと違う画面になっています。
もしかしたら画面解像度で PocketPC / HandheldPC を判断しているのかも
しれません。
GSPlayer を入れました。
Tool→Options→Associations で pls の関連付けにチェックを入れておけば
SHOUTcast でラジオのストリーム放送を
聴くこともできます。さすがに 128Kbps 程度の再生は余裕でこなせるようです。
ストリーム再生で音楽を聴きながらブラウザで web を見ていても、
再生が途切れることもなく快適です。
でも使っていると本体裏面が結構あったかくなります。
3D アクセラレータの機能はどうなっているか、d3dmcaps の結果です。
なんと・・使われているドライバは「D3DMXSC50PB.DLL」、ただの XScale 向けの
CPU ドライバです。
no HWTRANSFORMANDLIGHT
no HWRASTERIZATION
せっかくグラフィックアクセラレータ NVIDIA GoForce5500 内蔵なのに
Direct3DMobile では 3D 描画にハードウエアアクセラレートかかりません。
期待したのに、、いやもう残念でなりません。
・SHARP EM・ONE の 3D 機能
・「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
・「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」
・「EMOBILE EM ONE を手に入れて、通信&ハード面」
2007/04/14
EMOBILE EM ONE を手に入れて、通信&ハード面
EM ONE を使ってみての感想は一言、速いです。通信が。
条件や計測サイトにも大きく依存するでしょうが、確かに今は EM ONE 本体で
500~1Mbps 程度出ます。
使うブラウザによっても若干速度が違うようです。
同一場所で 3種類のブラウザで比較したところ
1.097Mbps NetFront v3.3
1.143Mbps Opera
889Kbps InternetExplorer
となりました。ベンチマークは Opera の方が速いけど、レンダリングや操作上の
体感速度は NetFront の方が速いです。
これだけ速度が出ると
画像が途中で止まらずに落ちてくるし、
ファイルダウンロードも非常に速いし、
ネットラジオのストリーム再生も引っかからないし止まらないし、
外でも比較的重いサイトを開こうという気になるし、
出先で何か調べ物をしようと思ったときに、本当に実用になるのは
ここがスタートなのではないか、と思ってしまいます。たぶん戻れません。
今まで使っていた PHS 回線は、どちらかというと急用時向けではなく
暇があるときの時間つぶしとして最適でした。
残念ながら自宅はまだ6月までエリア外で、窓際でぎりぎり電波が入るかどうか、
といった状態です。うまくつながっても 500Kbps 程度でたまに切れます。
それでもつながった状態だとダウンロードの速さは実感できます。
本体は予想通り大き目です。
W-ZERO3[es] よりわずかに薄いものの、あんまり薄いという印象はありません。
大きさは DS Lite に非常に近くて EM ONE の方が 1cm くらい長い程度です。
数値で比べてみると大きさと重さも厚さも Zaurus MI-310 (ColorPocket)
に似ているようです。久しぶりに比べてみましたが、PI-3000 など昔の
Zaurus はもっとでかくて重いのが当たり前だったようです。
画面は大きくフラットです。
タッチパネル領域が液晶面より広くて外側にタッチ専用ボタンがあります。
昔の PI-ZAURUS のようです。
キーボードの配列は直線状に並んでいるだけで、ZERO3 とほとんど同じです。
慣れているので便利ではありますが、良いところだけでなく悪いところまで
一緒な感じです。キーボードだけで入力できない記号があるし、
刻印が無いのに SHIFT の使い分けで ">" や "<" を入力できるのも一緒。
ZERO3 との違いをあげてみます。
・<> は SHIFT との変則組み合わせだけでなく[Fn]+「;」「:」でも入力できる。
・SPACE キーは 3キー分の幅があるけど押せるのは両端 2キー分。真ん中は反応しない。
・[Fn]+[3]/[0] でソフトキーになる。
・カーソルキーが独立している。
・[Fn] との組み合わせで入力できる記号配列が若干違う。
ソフトキーが Fn+[3]/[0] で操作できるようになったのは改良点ですが
画面のボタンも近いので、これが便利に使えるかどうかは微妙です。
ZERO3 と比べるとボタンそのものも薄くなっています。
タッチの感じは ZERO3 WS003SH(004SH) よりも ZERO3[es] WS007SH の方に近い
気がします。だけどボタンも大きくてしっかり押せて、押し間違いも
WS007SH より減りそうです。
ただボタンのつくりと押しやすさは個人的には WS003SH(004SH) の方が上でした。
[SPACE/変換] 操作はつい真ん中を押してしまうので慣れが必要です。
キーボード右上にポインティングデバイスがあってマウスカーソルの操作が
できます。押し込みがクリックに相当します。
また本体の右サイドにダイヤル式のホイールがあります。SL-Zaurus のような
2次元に倒しこむだけのスティックではなく、ダイヤル式のボリュームのように
回転します。ホイールの押し込みでクリックはできません。
おそらくこの2つはセットで、パソコン用ホイールマウスと同じ操作を
狙ったものだと考えられます。
PocketPC 系でのマウス操作が洗練されていないためか微調整が難しく、
ブラウザなど処理の重いアプリ上ではカーソルのちょっと動きがぎこちなく
なります。
従来の PDA とは違うものだと思って操作に慣れれば、それなりに使えるように
なりそうです。でもやっぱり直接画面をタッチした方が早いです。
円形のカーソルキーは少々小さくふちの引っかかりもなくて滑ります。
W-ZERO3[es] の方が触ってはっきりわかるので押しやすく感じます。
本体は基本横でしっかり重さもあるのでどうしても両手持ちになります。
裏面、左手があたる部分は使っているうちに結構熱を持ってあったかく
なるようです。
できることを厳選してコストダウンを狙った ZERO3 に対して、
EM ONE の機能はある意味全部入りです。本体自体の価格も結構差があると
思われるので高級版 ZERO3 といえるかもしれません。
・HSDPA
・800x480 液晶
・無線LAN 11b/g
・Bluetooth
・ワンセグ
・USB Host
・RAM 128M/Flash 512M
・miniSD
・RGBアダプタ対応
・クレードル対応
・ステレオスピーカー
・グラフィックアクセラレータ
ポインティングデバイスなどいろんな操作ができる反面、これだ、という
決定的な操作スタイルも特に無い気がします。
気がつくとペンを持ちながらキーボードとポインタを操作しつつ、
タッチボタンのついでに画面も指でタップしていたりします。
スライドしないとカーソルキーが出てこないし、前面にはハードキーが無く、
スタイラスの使い勝手もいまいちで、サイドのボタン類は電源スイッチを含めて
どれも操作しづらいなど、当分はいろいろ試行錯誤が続きそうです。
・「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
・「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」
条件や計測サイトにも大きく依存するでしょうが、確かに今は EM ONE 本体で
500~1Mbps 程度出ます。
使うブラウザによっても若干速度が違うようです。
同一場所で 3種類のブラウザで比較したところ
1.097Mbps NetFront v3.3
1.143Mbps Opera
889Kbps InternetExplorer
となりました。ベンチマークは Opera の方が速いけど、レンダリングや操作上の
体感速度は NetFront の方が速いです。
これだけ速度が出ると
画像が途中で止まらずに落ちてくるし、
ファイルダウンロードも非常に速いし、
ネットラジオのストリーム再生も引っかからないし止まらないし、
外でも比較的重いサイトを開こうという気になるし、
出先で何か調べ物をしようと思ったときに、本当に実用になるのは
ここがスタートなのではないか、と思ってしまいます。たぶん戻れません。
今まで使っていた PHS 回線は、どちらかというと急用時向けではなく
暇があるときの時間つぶしとして最適でした。
残念ながら自宅はまだ6月までエリア外で、窓際でぎりぎり電波が入るかどうか、
といった状態です。うまくつながっても 500Kbps 程度でたまに切れます。
それでもつながった状態だとダウンロードの速さは実感できます。
本体は予想通り大き目です。
W-ZERO3[es] よりわずかに薄いものの、あんまり薄いという印象はありません。
大きさは DS Lite に非常に近くて EM ONE の方が 1cm くらい長い程度です。
数値で比べてみると大きさと重さも厚さも Zaurus MI-310 (ColorPocket)
に似ているようです。久しぶりに比べてみましたが、PI-3000 など昔の
Zaurus はもっとでかくて重いのが当たり前だったようです。
画面は大きくフラットです。
タッチパネル領域が液晶面より広くて外側にタッチ専用ボタンがあります。
昔の PI-ZAURUS のようです。
キーボードの配列は直線状に並んでいるだけで、ZERO3 とほとんど同じです。
慣れているので便利ではありますが、良いところだけでなく悪いところまで
一緒な感じです。キーボードだけで入力できない記号があるし、
刻印が無いのに SHIFT の使い分けで ">" や "<" を入力できるのも一緒。
ZERO3 との違いをあげてみます。
・<> は SHIFT との変則組み合わせだけでなく[Fn]+「;」「:」でも入力できる。
・SPACE キーは 3キー分の幅があるけど押せるのは両端 2キー分。真ん中は反応しない。
・[Fn]+[3]/[0] でソフトキーになる。
・カーソルキーが独立している。
・[Fn] との組み合わせで入力できる記号配列が若干違う。
ソフトキーが Fn+[3]/[0] で操作できるようになったのは改良点ですが
画面のボタンも近いので、これが便利に使えるかどうかは微妙です。
ZERO3 と比べるとボタンそのものも薄くなっています。
タッチの感じは ZERO3 WS003SH(004SH) よりも ZERO3[es] WS007SH の方に近い
気がします。だけどボタンも大きくてしっかり押せて、押し間違いも
WS007SH より減りそうです。
ただボタンのつくりと押しやすさは個人的には WS003SH(004SH) の方が上でした。
[SPACE/変換] 操作はつい真ん中を押してしまうので慣れが必要です。
キーボード右上にポインティングデバイスがあってマウスカーソルの操作が
できます。押し込みがクリックに相当します。
また本体の右サイドにダイヤル式のホイールがあります。SL-Zaurus のような
2次元に倒しこむだけのスティックではなく、ダイヤル式のボリュームのように
回転します。ホイールの押し込みでクリックはできません。
おそらくこの2つはセットで、パソコン用ホイールマウスと同じ操作を
狙ったものだと考えられます。
PocketPC 系でのマウス操作が洗練されていないためか微調整が難しく、
ブラウザなど処理の重いアプリ上ではカーソルのちょっと動きがぎこちなく
なります。
従来の PDA とは違うものだと思って操作に慣れれば、それなりに使えるように
なりそうです。でもやっぱり直接画面をタッチした方が早いです。
円形のカーソルキーは少々小さくふちの引っかかりもなくて滑ります。
W-ZERO3[es] の方が触ってはっきりわかるので押しやすく感じます。
本体は基本横でしっかり重さもあるのでどうしても両手持ちになります。
裏面、左手があたる部分は使っているうちに結構熱を持ってあったかく
なるようです。
できることを厳選してコストダウンを狙った ZERO3 に対して、
EM ONE の機能はある意味全部入りです。本体自体の価格も結構差があると
思われるので高級版 ZERO3 といえるかもしれません。
・HSDPA
・800x480 液晶
・無線LAN 11b/g
・Bluetooth
・ワンセグ
・USB Host
・RAM 128M/Flash 512M
・miniSD
・RGBアダプタ対応
・クレードル対応
・ステレオスピーカー
・グラフィックアクセラレータ
ポインティングデバイスなどいろんな操作ができる反面、これだ、という
決定的な操作スタイルも特に無い気がします。
気がつくとペンを持ちながらキーボードとポインタを操作しつつ、
タッチボタンのついでに画面も指でタップしていたりします。
スライドしないとカーソルキーが出てこないし、前面にはハードキーが無く、
スタイラスの使い勝手もいまいちで、サイドのボタン類は電源スイッチを含めて
どれも操作しづらいなど、当分はいろいろ試行錯誤が続きそうです。
・「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
・「EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放」
2007/04/14
EMOBILE EM ONE 神経質なタスク管理からの開放
今まで買った PocketPC 機は PocketPC2000~2003 で 5台あります。
その前にキーボード付の WindowsCE マシン (HandlheldPC) も2台使っていました。
PocketPC になって常に付きまとうのが
・終了しない OK ボタンとタスクの終了管理
・ソフトインストールによる不安定化
でした。定期的なリセットは必須で、それどころか何かアクションをする前に
リセットが必要になることもあります。
これらの経験から、W-ZERO3[es] では 絶対安定 優先で
できる限りデフォルトで使い、システム系のソフトをほとんど入れない
構成で使っていました。
・Today に入れたソフトは applus 1つのみでそれ以外はできるだけはずす
・タスクマネージャーとソフトウエアラウンチャを使わない
スタートメニューのみでやりくり
・追加常駐ソフトは ctrlswapmini のみ
・シンクロはデータ転送の最初だけで普段は同期しない
普段良く使うソフトは限られているので、割り切ると意外になんとかなります。
Today 画面の「実行中のプログラム」数が増えるとすぐに不要なものは
メモリ管理画面から終了させました。
プログラム数はいつもだいたい 0~3 くらいに抑えています。
ソフトのインストールも、頻度の高いものや常駐系はできる限り本体メモリ
へ入れます。この辺も安定優先だと1つ1つ厳選してインストール先を
考える必要がありました。
●EM ONE では
EM ONE のメモリ (RAM) は多く、プログラム実行領域として 128MByte あります。
これは RAM 64M の WM5 機種の約 2倍、RAM 64M の PPC2000~2003 機種の
約 4倍に相当します。
タスクの終了を特に気にしないで、7本くらいソフトが立ち上がっていて
予定表、GSFinder、NetFront3.3、IE、ブンコビューア、Opera、電卓
が動いてる状態でまだ 70MByte ほど空きがあります。
PocketPC で、アプリが終了しない OK ボタンでもいいかも、
とはじめて思いました。
本体のフラッシュメモリも余裕があります。
ユーザーエリアで 390MByte もあるので、実はまだ mini SD カードを
使っていません。今のところは全部本体メモリにインストールしています。
操作性やら慣れてない部分やらいろいろと使いづらい部分もあるけれど、
メモリが多いとこんなにも気が楽だとは。
・回線速度の快適さ
・メモリ制限からの開放
この2つだけで今は十分満足です。
「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
その前にキーボード付の WindowsCE マシン (HandlheldPC) も2台使っていました。
PocketPC になって常に付きまとうのが
・終了しない OK ボタンとタスクの終了管理
・ソフトインストールによる不安定化
でした。定期的なリセットは必須で、それどころか何かアクションをする前に
リセットが必要になることもあります。
これらの経験から、W-ZERO3[es] では 絶対安定 優先で
できる限りデフォルトで使い、システム系のソフトをほとんど入れない
構成で使っていました。
・Today に入れたソフトは applus 1つのみでそれ以外はできるだけはずす
・タスクマネージャーとソフトウエアラウンチャを使わない
スタートメニューのみでやりくり
・追加常駐ソフトは ctrlswapmini のみ
・シンクロはデータ転送の最初だけで普段は同期しない
普段良く使うソフトは限られているので、割り切ると意外になんとかなります。
Today 画面の「実行中のプログラム」数が増えるとすぐに不要なものは
メモリ管理画面から終了させました。
プログラム数はいつもだいたい 0~3 くらいに抑えています。
ソフトのインストールも、頻度の高いものや常駐系はできる限り本体メモリ
へ入れます。この辺も安定優先だと1つ1つ厳選してインストール先を
考える必要がありました。
●EM ONE では
EM ONE のメモリ (RAM) は多く、プログラム実行領域として 128MByte あります。
これは RAM 64M の WM5 機種の約 2倍、RAM 64M の PPC2000~2003 機種の
約 4倍に相当します。
タスクの終了を特に気にしないで、7本くらいソフトが立ち上がっていて
予定表、GSFinder、NetFront3.3、IE、ブンコビューア、Opera、電卓
が動いてる状態でまだ 70MByte ほど空きがあります。
PocketPC で、アプリが終了しない OK ボタンでもいいかも、
とはじめて思いました。
本体のフラッシュメモリも余裕があります。
ユーザーエリアで 390MByte もあるので、実はまだ mini SD カードを
使っていません。今のところは全部本体メモリにインストールしています。
操作性やら慣れてない部分やらいろいろと使いづらい部分もあるけれど、
メモリが多いとこんなにも気が楽だとは。
・回線速度の快適さ
・メモリ制限からの開放
この2つだけで今は十分満足です。
「とうとう EMOBILE EM ONE 買いました」
2007/04/14
とうとう EMOBILE EM ONE 買いました
欲しかったのは端末ではなくてサービスです。
今まで PDA 系を買った動機は、端末の魅力がすべてでした。
W-ZERO3[es] と同じ代わり映えの無い WindowsMobile5.0 を搭載しており、
サイズも大きくて通話もできない EM ONE を買った理由は
ずばり「高速な回線」が欲しかったからです。
でも使っているうちに EM ONE は使えるマシンだと気がつきました。
過度に期待しなかったせいもあるのですが、これは結構良いかもしれません。
●ポケットPC端末の些細な欠点と ZERO3[es] を最高だと思ったわけ
PDA として PocketPC 機を使い出したのは初代 iPAQ からです。
大ヒットしたこの PDA は CPU に StrongARM を搭載しており、
圧倒的な速度と拡張性で PocketPC のスタンダードになりました。
その後新機種が出たり、新OS になったりでいくつかの PDA (PocketPC) を
使ってきました。だけど基本的なスタイルはどれも同じで操作性も
そんなにかわりませんでした。
・電源ボタンの操作しやすさが必要
PalmTop タイプの PDA は前面にボタンがありタッチパネルを備えています。
そのためかばんやポケットに入れる際、誤動作を防ぐにはいちいち電源を
切る必要がありました。
取り出して使いたい場合は電源を入れて、しまう前に電源を切ります。
電源ボタンは押しやすい方がよく、PocketPC の多くは独立したボタンに
なっています。
・電源ボタンの反応の鈍さ
間違って電源をつけた場合、または電源をつけたあとすぐ思い直して
かばんにしまおうと思った場合はすぐに電源を切りたいものです。
だけどこれがうまくいきません。
電源を ON にしたあと数秒は、各種デバイスの認識等に時間がかかり
その間電源が切れないようになっているからです。
何度ボタンを押しても反応しないし先行入力もききません。
反応しないのであわてて連打していると、うっかり電源が切れたのにすぐ
また入れてしまうこともありました。
逆に、電源を切ったけどすぐまた使いたいという場合も、電源が切れて
いるので、実際に使えるようになるまで若干待たされることになります。
・W-ZERO3[es] の良いところ
W-ZERO3[es] は、スライド式のキーロックボタンを備えることで電源
周りの欠点を克服してしまいました。
(1) スライド操作による確実な先行入力
ハード的なスライド操作は、スイッチがどの位置にあるかによって
目的が決まります。実際の動作までラグがあったとしても確実に
操作できますし、人間は完了を待つ必要がありません。
(2) 電源を切らなくていいという快適さ
せっかく AutoPower OFF があっても、電源をすぐ切らなければいけない
理由は誤動作を防ぐためでした。画面に何かものがぶつかっていれば
AutoPower OFF してくれない可能性もあります。
W-ZERO3[es] はすぐにキーロックだけできるので、時間のかかる
電源切断をせずにすみます。ロックだけしておけば一定時間後に勝手に
電源が切れます。
またポケットにしまった直後にやっぱりもう一度データを見たいと
思ったら、AutoPower OFF 前ならロックを解除するだけですぐ
操作できます。電源 OFF までに余裕(バッファ)があることで、
人間の気まぐれな判断に対するレスポンスが向上しているわけです。
・W-ZERO3[es] カーソルキーの使いやすさ
昔はタッチパネルのみの PDA もありましたが、PocketPC ではカーソルキーが
標準搭載されています。だけど携帯電話のボタンに比べると、自分が使ってきた
機種では操作性が劣るものが多かったように思います。
スマートフォンとして携帯電話と同じ土俵に立ってようやく、ボタンの
シビアな操作性も重要視されるようになってきたのではないでしょうか。
なので W-ZERO3[es] は、携帯電話の視点でみると「うーん」な部分もあるけれど、
PocketPC 機種としてみれば欠点が克服されて非常に使いやすくなっているわけです。
便利な PocketPC 機種としてたいへん気に入って使っていました。
さて EM ONE はというと、W-ZERO3[es] ですごい良い! と思った部分を必ずしも
引き継いでいません。
だけど使っているとまた違う別の良さがありました。
(続く)
今まで PDA 系を買った動機は、端末の魅力がすべてでした。
W-ZERO3[es] と同じ代わり映えの無い WindowsMobile5.0 を搭載しており、
サイズも大きくて通話もできない EM ONE を買った理由は
ずばり「高速な回線」が欲しかったからです。
でも使っているうちに EM ONE は使えるマシンだと気がつきました。
過度に期待しなかったせいもあるのですが、これは結構良いかもしれません。
●ポケットPC端末の些細な欠点と ZERO3[es] を最高だと思ったわけ
PDA として PocketPC 機を使い出したのは初代 iPAQ からです。
大ヒットしたこの PDA は CPU に StrongARM を搭載しており、
圧倒的な速度と拡張性で PocketPC のスタンダードになりました。
その後新機種が出たり、新OS になったりでいくつかの PDA (PocketPC) を
使ってきました。だけど基本的なスタイルはどれも同じで操作性も
そんなにかわりませんでした。
・電源ボタンの操作しやすさが必要
PalmTop タイプの PDA は前面にボタンがありタッチパネルを備えています。
そのためかばんやポケットに入れる際、誤動作を防ぐにはいちいち電源を
切る必要がありました。
取り出して使いたい場合は電源を入れて、しまう前に電源を切ります。
電源ボタンは押しやすい方がよく、PocketPC の多くは独立したボタンに
なっています。
・電源ボタンの反応の鈍さ
間違って電源をつけた場合、または電源をつけたあとすぐ思い直して
かばんにしまおうと思った場合はすぐに電源を切りたいものです。
だけどこれがうまくいきません。
電源を ON にしたあと数秒は、各種デバイスの認識等に時間がかかり
その間電源が切れないようになっているからです。
何度ボタンを押しても反応しないし先行入力もききません。
反応しないのであわてて連打していると、うっかり電源が切れたのにすぐ
また入れてしまうこともありました。
逆に、電源を切ったけどすぐまた使いたいという場合も、電源が切れて
いるので、実際に使えるようになるまで若干待たされることになります。
・W-ZERO3[es] の良いところ
W-ZERO3[es] は、スライド式のキーロックボタンを備えることで電源
周りの欠点を克服してしまいました。
(1) スライド操作による確実な先行入力
ハード的なスライド操作は、スイッチがどの位置にあるかによって
目的が決まります。実際の動作までラグがあったとしても確実に
操作できますし、人間は完了を待つ必要がありません。
(2) 電源を切らなくていいという快適さ
せっかく AutoPower OFF があっても、電源をすぐ切らなければいけない
理由は誤動作を防ぐためでした。画面に何かものがぶつかっていれば
AutoPower OFF してくれない可能性もあります。
W-ZERO3[es] はすぐにキーロックだけできるので、時間のかかる
電源切断をせずにすみます。ロックだけしておけば一定時間後に勝手に
電源が切れます。
またポケットにしまった直後にやっぱりもう一度データを見たいと
思ったら、AutoPower OFF 前ならロックを解除するだけですぐ
操作できます。電源 OFF までに余裕(バッファ)があることで、
人間の気まぐれな判断に対するレスポンスが向上しているわけです。
・W-ZERO3[es] カーソルキーの使いやすさ
昔はタッチパネルのみの PDA もありましたが、PocketPC ではカーソルキーが
標準搭載されています。だけど携帯電話のボタンに比べると、自分が使ってきた
機種では操作性が劣るものが多かったように思います。
スマートフォンとして携帯電話と同じ土俵に立ってようやく、ボタンの
シビアな操作性も重要視されるようになってきたのではないでしょうか。
なので W-ZERO3[es] は、携帯電話の視点でみると「うーん」な部分もあるけれど、
PocketPC 機種としてみれば欠点が克服されて非常に使いやすくなっているわけです。
便利な PocketPC 機種としてたいへん気に入って使っていました。
さて EM ONE はというと、W-ZERO3[es] ですごい良い! と思った部分を必ずしも
引き継いでいません。
だけど使っているとまた違う別の良さがありました。
(続く)
2007/04/12
DirectX SDK April2007 とバージョン番号
2007/04/05 に一旦配布された DirectX SDK April2007 は、その
後ダウンロードセンターから消えていました。
先日改めて再公開されています。
タイミングの問題で引っ込めただけかと思いましたが、アーカイブのバイナリ
サイズが異なっており内容も更新された可能性があります。
どこが変わったのか、具体的な違いを見つけることはできませんでした。
d3dx9_33.dll
d3dx9d_33.dll
d3dx10_33.dll
d3dx10d_33.dll
これらの dll は特に更新されていないように見えるので、Runtime しか
入れていない場合は特に置き換えなくても大丈夫そうです。
ただし、include/dxsdkver.h に書かれている SDK のビルド番号は異なって
いたので何らかの更新があったことは確かなようです。
2007/04/05 版 SDK をインストールしている人は、念のため最新版を
入れなおしたほうがいいでしょう。
●DX SDK April2007 (2007/04/05版) dxsdkver.h
--------------------------------------------------
#define _DXSDK_PRODUCT_MAJOR 9
#define _DXSDK_PRODUCT_MINOR 18
#define _DXSDK_BUILD_MAJOR 943
#define _DXSDK_BUILD_MINOR 0000
--------------------------------------------------
●DX SDK April2007 (2007/04/09正式版) dxsdkver.h
--------------------------------------------------
#define _DXSDK_PRODUCT_MAJOR 9
#define _DXSDK_PRODUCT_MINOR 18
#define _DXSDK_BUILD_MAJOR 944
#define _DXSDK_BUILD_MINOR 0000
--------------------------------------------------
ちなみにこのヘッダを見ると、DirectX SDK 自体のバージョン番号は未だに 9 の
ままであることがわかります。つまり短絡的に言うと SDK そのものは DirectX9
です。SDK は DirectX9 だけど、Direct3D9 と Direct3D10 の両方が含まれて
いることになるでしょうか。
ついでなので歴代の SDK のバージョン番号を調べてみました。
dxsdkver.h が追加されたのは、Decmber2004 からです。
PRODUCT/BUILD
9.04 / 91.0000 Dec2004 install 先が Program Files になる、dxsdver.h追加
9.05 / 132.0000 Feb2005
9.06 / 168.0000 Apr2005
9.07 / 239.0000 Jun2005
9.08 / 299.0000 Aug2005
9.09 / 376.0000 Oct2005
9.10 / 455.0000 Dec2005 ここから install 名から 9.0 が消える
9.11 / 519.0000 Feb2006
9.12 / 589.0000 Apr2006
9.13 / 644.0000 Jun2006
9.14 / 701.0000 Aug2006
9.15 / 779.0000 Oct2006
9.16 / 857.0000 Dec2006 ここで D3D10 が RTM
9.17 / 892.0000 Feb2007
9.18 / 943.0000 Apr2007 04/05版
9.18 / 944.0000 Apr2007 04/09版
PRODUCT の番号は 9.04 から始まっていますが、その前にも DirectX9.0 SDK
3つほど公開されています。たぶんこんな感じではないでしょうか。
9.01 DirectX9.0 SDK
9.02 DirectX9.0 SummerUpdate 2003
9.03 DirectX9.0 SummerUpdate 2004
上記3つの SDK のデフォルトインストール先は C:\ 直下でした。
Dec2004 から Program Files に入るようになります。
また当初は 「Microsoft DirectX 9.0 SDK (Jun2005) 」のように
インストールフォルダ名に "9.0" が含まれていました。
Dec2005 から "9.0" が消えて「Microsoft DirectX SDK (Dec2005) 」
になっています。
後ダウンロードセンターから消えていました。
先日改めて再公開されています。
タイミングの問題で引っ込めただけかと思いましたが、アーカイブのバイナリ
サイズが異なっており内容も更新された可能性があります。
どこが変わったのか、具体的な違いを見つけることはできませんでした。
d3dx9_33.dll
d3dx9d_33.dll
d3dx10_33.dll
d3dx10d_33.dll
これらの dll は特に更新されていないように見えるので、Runtime しか
入れていない場合は特に置き換えなくても大丈夫そうです。
ただし、include/dxsdkver.h に書かれている SDK のビルド番号は異なって
いたので何らかの更新があったことは確かなようです。
2007/04/05 版 SDK をインストールしている人は、念のため最新版を
入れなおしたほうがいいでしょう。
●DX SDK April2007 (2007/04/05版) dxsdkver.h
--------------------------------------------------
#define _DXSDK_PRODUCT_MAJOR 9
#define _DXSDK_PRODUCT_MINOR 18
#define _DXSDK_BUILD_MAJOR 943
#define _DXSDK_BUILD_MINOR 0000
--------------------------------------------------
●DX SDK April2007 (2007/04/09正式版) dxsdkver.h
--------------------------------------------------
#define _DXSDK_PRODUCT_MAJOR 9
#define _DXSDK_PRODUCT_MINOR 18
#define _DXSDK_BUILD_MAJOR 944
#define _DXSDK_BUILD_MINOR 0000
--------------------------------------------------
ちなみにこのヘッダを見ると、DirectX SDK 自体のバージョン番号は未だに 9 の
ままであることがわかります。つまり短絡的に言うと SDK そのものは DirectX9
です。SDK は DirectX9 だけど、Direct3D9 と Direct3D10 の両方が含まれて
いることになるでしょうか。
ついでなので歴代の SDK のバージョン番号を調べてみました。
dxsdkver.h が追加されたのは、Decmber2004 からです。
PRODUCT/BUILD
9.04 / 91.0000 Dec2004 install 先が Program Files になる、dxsdver.h追加
9.05 / 132.0000 Feb2005
9.06 / 168.0000 Apr2005
9.07 / 239.0000 Jun2005
9.08 / 299.0000 Aug2005
9.09 / 376.0000 Oct2005
9.10 / 455.0000 Dec2005 ここから install 名から 9.0 が消える
9.11 / 519.0000 Feb2006
9.12 / 589.0000 Apr2006
9.13 / 644.0000 Jun2006
9.14 / 701.0000 Aug2006
9.15 / 779.0000 Oct2006
9.16 / 857.0000 Dec2006 ここで D3D10 が RTM
9.17 / 892.0000 Feb2007
9.18 / 943.0000 Apr2007 04/05版
9.18 / 944.0000 Apr2007 04/09版
PRODUCT の番号は 9.04 から始まっていますが、その前にも DirectX9.0 SDK
3つほど公開されています。たぶんこんな感じではないでしょうか。
9.01 DirectX9.0 SDK
9.02 DirectX9.0 SummerUpdate 2003
9.03 DirectX9.0 SummerUpdate 2004
上記3つの SDK のデフォルトインストール先は C:\ 直下でした。
Dec2004 から Program Files に入るようになります。
また当初は 「Microsoft DirectX 9.0 SDK (Jun2005) 」のように
インストールフォルダ名に "9.0" が含まれていました。
Dec2005 から "9.0" が消えて「Microsoft DirectX SDK (Dec2005) 」
になっています。
2007/04/10
20年前のモバイル PC-1417G
これ手に入れました! PC-1417G
知り合いから譲っていただきました。
約20年前に発売された SHARP のポケットコンピュータです。
一見ボタンの多い電卓に見えますが、BASIC 言語搭載でプログラミングが可能。
さらに POKE、PEEK 命令を使ったメモリの直接操作、CALL 命令を使った
マシン語(機械語)サブルーチンの呼び出しも可能です。

一旦マシン語さえ動けばそれはそれ、ネイティブなアプリケーションと
同じなので、ハードウエアを駆使したプログラミングも可能でした。
たとえ BASIC 命令に無くても、RENUMBER したり、MML 指定による音楽
再生したり、5x7 のドットマトリクスに絵を描いたり、
I/O ポートを駆使して RS-232C で無理やり通信したり、
BASIC コンパイラを走らせたりなどなど、いくらでも応用できます。
メモリも少なくて CPU も遅かったし画面も小さいけれど、
今の PDA と同じように工夫したりプログラムを作ったりと、
使い方を制限されることなく自在に操れる懐の深さは
十分 「常に持ち歩ける小さいコンピュータ」 といえるものでした。
SHARP の BASIC 系ポケコンは PC-1211/10 で始まりました。
その後 8bit CPU 搭載でマシン語が使える PC-1250/51/55/45 や、
関数計算機能を強化した PC-1401 シリーズ、4行 LCD の PC-1350系、
高級タイプ PC-1500 系などさまざまなバリエーションが登場します。
この PC-1417G は CASL/COMET エミュレータを搭載した大学専用機です。
同等の市販バージョンは PC-1445 になります。
使ってみて驚くのは、今でも関数電卓として便利に使えること。
保存状態のよさもあるのでしょうが全くどこも劣化しておらず当時のまま。
製品として完成されたタフさを感じます。
タッチの軽いハードウエアキーもしっかりしており、当たり前だけど
PDA やパソコンの電卓アプリよりずっと使いやすいものです。
電池も 100時間規模で持つし、意外に小型で薄くて軽量です。
何をするにもじっと待つことに慣らされた今の PDA に比べると、
電源を入れて即使えるポケコンは新鮮です。
キー入力は先行入力がきかないので、ほんのわずかにレスポンスが悪く
感じますが必要十分でしょう。(PC-1350系はもっと遅かった)
CPU SC61860 は割り込みの概念が無いのでキーバッファがないからです。
(PC-E500 以降に使われた SC62015 にはきちんと割り込みがあります)
さすがに今から BASIC やマシン語で凝ったプログラムを書こうという
気にはなりませんが、RUN モードでできる計算だけでも、
プレイバックに変数やラストアンサー、カンマ式など便利な機能があります。
コレクションのつもりだったけど、パソコンの隣に置いて結構使ってます。
CPU は 8bit SC61860 768KHz 、RAM は 8Kbyte なので
今の PDA は 10000倍くらい速くて 10000倍以上メモリが多いことになりますね。

薄さ

大きさ比較(上から V905SH、W-ZERO3[es]、PC-1417G)

中身(RAM増設できそうなパターンあり)
知り合いから譲っていただきました。
約20年前に発売された SHARP のポケットコンピュータです。
一見ボタンの多い電卓に見えますが、BASIC 言語搭載でプログラミングが可能。
さらに POKE、PEEK 命令を使ったメモリの直接操作、CALL 命令を使った
マシン語(機械語)サブルーチンの呼び出しも可能です。

一旦マシン語さえ動けばそれはそれ、ネイティブなアプリケーションと
同じなので、ハードウエアを駆使したプログラミングも可能でした。
たとえ BASIC 命令に無くても、RENUMBER したり、MML 指定による音楽
再生したり、5x7 のドットマトリクスに絵を描いたり、
I/O ポートを駆使して RS-232C で無理やり通信したり、
BASIC コンパイラを走らせたりなどなど、いくらでも応用できます。
メモリも少なくて CPU も遅かったし画面も小さいけれど、
今の PDA と同じように工夫したりプログラムを作ったりと、
使い方を制限されることなく自在に操れる懐の深さは
十分 「常に持ち歩ける小さいコンピュータ」 といえるものでした。
SHARP の BASIC 系ポケコンは PC-1211/10 で始まりました。
その後 8bit CPU 搭載でマシン語が使える PC-1250/51/55/45 や、
関数計算機能を強化した PC-1401 シリーズ、4行 LCD の PC-1350系、
高級タイプ PC-1500 系などさまざまなバリエーションが登場します。
この PC-1417G は CASL/COMET エミュレータを搭載した大学専用機です。
同等の市販バージョンは PC-1445 になります。
使ってみて驚くのは、今でも関数電卓として便利に使えること。
保存状態のよさもあるのでしょうが全くどこも劣化しておらず当時のまま。
製品として完成されたタフさを感じます。
タッチの軽いハードウエアキーもしっかりしており、当たり前だけど
PDA やパソコンの電卓アプリよりずっと使いやすいものです。
電池も 100時間規模で持つし、意外に小型で薄くて軽量です。
何をするにもじっと待つことに慣らされた今の PDA に比べると、
電源を入れて即使えるポケコンは新鮮です。
キー入力は先行入力がきかないので、ほんのわずかにレスポンスが悪く
感じますが必要十分でしょう。(PC-1350系はもっと遅かった)
CPU SC61860 は割り込みの概念が無いのでキーバッファがないからです。
(PC-E500 以降に使われた SC62015 にはきちんと割り込みがあります)
さすがに今から BASIC やマシン語で凝ったプログラムを書こうという
気にはなりませんが、RUN モードでできる計算だけでも、
プレイバックに変数やラストアンサー、カンマ式など便利な機能があります。
コレクションのつもりだったけど、パソコンの隣に置いて結構使ってます。
CPU は 8bit SC61860 768KHz 、RAM は 8Kbyte なので
今の PDA は 10000倍くらい速くて 10000倍以上メモリが多いことになりますね。

薄さ

大きさ比較(上から V905SH、W-ZERO3[es]、PC-1417G)

中身(RAM増設できそうなパターンあり)
2007/04/05
DirectX SDK April 2007 と仕様変更
恒例の DirectX SDK 更新がきました。
DirectX Software Development Kit April2007
たいした変更はないだろう・・と思いつつ入れ替えるとコンパイルが通りません。
どうも D3DX10 関連の関数で、ほとんどのものに引数が追加されているようです。
しかもマニュアルは仕様変更前の状態で、これらの追加引数の説明がありません。
ヘッダファイルを直接見ながら追加パラメータを1つ1つ調べていくしかなさそうです。
D3DX10CreateShaderResourceViewFromFile() 等、このへんは比較的使用頻度が高い
と思われます。基本的には一番最後に NULL を追加すれば良いだけです。
CreateShaderResourceView~ と CreateEffectFrom~ しか使っていなかったので
あまり大きな変更をせずに済みました。
わかりきってることですが、D3DX 系関数への依存はできるだけ避けておいた方が
良いでしょう。
DirectX Software Development Kit April2007
たいした変更はないだろう・・と思いつつ入れ替えるとコンパイルが通りません。
どうも D3DX10 関連の関数で、ほとんどのものに引数が追加されているようです。
しかもマニュアルは仕様変更前の状態で、これらの追加引数の説明がありません。
ヘッダファイルを直接見ながら追加パラメータを1つ1つ調べていくしかなさそうです。
D3DX10CreateShaderResourceViewFromFile() 等、このへんは比較的使用頻度が高い
と思われます。基本的には一番最後に NULL を追加すれば良いだけです。
CreateShaderResourceView~ と CreateEffectFrom~ しか使っていなかったので
あまり大きな変更をせずに済みました。
わかりきってることですが、D3DX 系関数への依存はできるだけ避けておいた方が
良いでしょう。
2007/04/02
てくてくエンジェル単体版
てくてくエンジェルの単体版が発売されていました。(見落としてました)
・育成散歩計 てくてくエンジェル Pocket
・ハドソン、育成散歩計「てくてくエンジェル Pocket」を単体販売
単体でも万歩計機能として十分使えるし、意外にも細かいところまで行き届いていて
他の歩数計より優秀なところも数多くあります。
詳しいレビューはこちら「てくてくエンジェル DS日記 まじめレビュー」
なので安価に手に入る単体発売はいいですね。
さらに DS の代わりに携帯で管理できるアプリ版も無料でダウンロードできる
とのこと!やっぱり出ましたか携帯版。
パスワード連動だからハードを特定しないので、次は web 版とか PC 版も
でるかなあ。
食事カロリー管理機能を省いているそうだけど、DS版も非常にわかりづらい
アイコン選択で使い物にならなかったので、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
本当は数値入力だけでもあったほうが良いのですが。
アプリは SB版が出たら試してみます。
・育成散歩計 てくてくエンジェル Pocket
・ハドソン、育成散歩計「てくてくエンジェル Pocket」を単体販売
単体でも万歩計機能として十分使えるし、意外にも細かいところまで行き届いていて
他の歩数計より優秀なところも数多くあります。
詳しいレビューはこちら「てくてくエンジェル DS日記 まじめレビュー」
なので安価に手に入る単体発売はいいですね。
さらに DS の代わりに携帯で管理できるアプリ版も無料でダウンロードできる
とのこと!やっぱり出ましたか携帯版。
パスワード連動だからハードを特定しないので、次は web 版とか PC 版も
でるかなあ。
食事カロリー管理機能を省いているそうだけど、DS版も非常にわかりづらい
アイコン選択で使い物にならなかったので、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
本当は数値入力だけでもあったほうが良いのですが。
アプリは SB版が出たら試してみます。