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August 2008 の記事

濁点・半濁点の後付変換に対応しました。
単独で文字としての入力は出来ませんが「は」+「゛」=「ば」のように
直前の文字に追加で合成できるようになりました。
その後「゜」で「ぱ」にも置換できます。

ctrlswapmini lite v1.02

2タッチで一度動き出せば安定しますが、
起動直後やトグル入力だと、まだ入力モードが安定しないことがあるようです。

トグル入力で全角半角の境界でたまに改行が割り込んでしまうのは、
未確定バッファの確定の判断を間違えることがあるからです。

まだキーバッファにコマンドがたまっている可能性があるので、IME の状態を
参照してもうまくいきません。今現在の状態であって、送信すべきキーが処理
されるタイミングでの結果をあらわしていないからです。

以前の ctrlswapmini では、この誤差に対して、確定するけど改行しないキー操作を
使っていました。Advanced Wnn はこの操作が使えなかったのでただの改行に
置き換えているのが原因です。
送信したキーストロークから IME バッファ状態を測する必要があるかもしれません。


関連エントリ
EMONSTER lite (S12HT) 対応 ctrlswapmini lite v1.01 更新


標準の IME Advanced Wnn でも動作するようになりました。
今のところ使えるのは 2タッチのみ。
「IME制御」にチェックが必要です。

ctrlswapmini lite v1.01

自動起動に失敗するバグも直しました。
v1.00 をアンインストールしてから入れ直す必要があります。



EMONSTER lite S12HT に対応した ctrlswapmini lite を作ってみました。
従来の ctrlswapmini 同様テンキーのトグル入力や 2タッチ(ポケベル) 入力が
できるようになります。
キーマップに互換性があるのが特徴で、ctrlswapmini 用のデータが使えます。

ctrlswapmini lite v1.00

トグル入力は単体でも可能ですが、ctrlswapmini を使うと大文字小文字変換や
単体の改行入力、テンキーだけでコピー&ペースト等が出来るようになります。


ただし EMONSTER lite (S12HT) ではいくつか制限があります。

(1) MS-IME でしか動作しません (Advanced Wnn ではだめ)
(2) 文字キーが独立していないので、トグル入力では対応したキーマップでないと
 文字種切り替えが出来なくなります。(2タッチでは大丈夫)
(3) 一部記号などがキーマップと異なっている可能性があります。


(1) MS-IME

 標準の Advanced Wnn ではうまく動作しません。
 スライドを閉じた状態をシミュレートしてもだめで、文字種切り替えのキー制御に
 互換性が無いようです。

 MS-IME に切り換えるためには付属の reg ファイルを書き込む必要があります。
 また MS-IME そのままだとテンキー (カーソルキー) で変換操作できないので、
 imekeyset5 を使って phone style を登録しておく必要があります。
 詳しくはマニュアルを参照してください。

ctrlswapmini lite マニュアル


(2) 文字キー

 [*] キーもカスタマイズ対象なので、そのままでは文字種切り替えできなくなります。
 キーマップをカスタマイズして、英数のみ、数字のみのキーマップを切り換えられる
 ようにすれば解決できるかもしれません。

 2タッチ(ポケベル) 入力では、文字種切り換えの概念が不要なので、特に問題無く
 英数かな共に入力することが出来ます。

 数値モードが無いので、ダイヤル時は画面上のキーパッドを使用してください。


ほぼ同様のキーを備える HTC HT1100 でも同じように使用できるかもしれませんが
未確認です。


W-ZERO3[es] 系では動作しないので、従来の ctrlswapmini を使ってください。
WindowsMobile のテンキーコードを発行する端末なら、S12HT 以外でも同様に動作
する可能性があります。


関連リンク
imekeyset5
ctrlswapmini

関連エントリ
WindowsMobile キーボードと S12HT の TouchFLO
EMONSTER lite S12HT の文字入力を MS-IME に切り替える
EMONSTER lite S12HT と文字入力


英語配列対応の touchkeysip 用データを作ってみました。

eckeyboardsip v1.00

EMONSTER lite S12HT はキーボードを英語配列と認識するため、touchkeysip の
データで一部記号で表記と入力される文字が異なっていました。
eckeyboardsip は日本語キーボード用と英語キーボード用、両方のデータを
同梱しています。

日本で販売されている WindowsMobile 端末には、日本語キーボードと認識する
ものと英語キーボードと認識するものと 2種類あります。

詳しくはこちらのエントリを参照してください。


EMONSTER lite (S12HT) の場合いくつか注意点があります。

 (1) 内部でキーボードを英語配列と見なしている
 (2) 標準 Advanced Wnn では、touchkeysip で [1]~[9],[0] のキーを押しても
   かな や英数のトグル入力になってしまう。

(1) は英語配列対応の script データを使うことで解決できます。
(2) は、スライドキーボードを開いているときのみ有効なので、閉じた状態では
 問題が起こりません。または MS-IME に切り換えることで対処可能です。


関連エントリ
WindowsMobile キーボードと S12HT の TouchFLO
EMONSTER lite S12HT の文字入力を MS-IME に切り替える
EMONSTER lite S12HT と文字入力



EMONSTER lite はテンキーが付いているものの、ソフトキーや OK ボタン
がなく、様々な場面で画面のタップが必要となります。
EMONSTER lite (S12HT)

テンキー部分だけでウィンドウ操作出来るよう、下記のように割り当ててみました。

┌──┬──┬──┐
│SOFT│ ↑ │SOFT│
├──┼──┼──┤
│ ← │決定│ → │
├──┼──┼──┤
│TASK│ ↓ │ OK │
├──┼──┼──┤
│ * │ 0 │ # │
└──┴──┴──┘

↓ [#]+[0]で切り替わる ↑

┌──┬──┬──┐
│ 1 │ 2 │ 3 │
├──┼──┼──┤
│ 4 │ 5 │ 6 │
├──┼──┼──┤
│ 7 │ 8 │ 9 │
├──┼──┼──┤
│ * │ 0 │ # │
└──┴──┴──┘

文字操作はできないので、[#] + [0] で切り換えます。
詳しくはこちら
説明

ダウンロード
emlite v1.00