日別アーカイブ: 2008年10月12日

Little Big Planet (2)

Playstation 3 の Little Big Planet ベータをしばらくやってました。
(もうすぐ時間切れ)

little big planet

このゲーム、ほぼすべての画面で複数人同時にプレイできます。

(1) オンラインで繋ぐ
(2) コントローラを複数繋ぐ

合計 4人までです。

オンラインモードや複数人モードなどが分かれておらずシームレスです。

PS3 にローカルに繋いだコントローラからは常に参加可能で、
ポッド(メインメニュー) でも、ゲームモードで「ひとりで遊ぶ」を選んでも、
エディットモードでも付いてきます。
もともと単一のカメラなので、画面分割しなくても矛盾しません。

ゲームの「ひとりで遊ぶ」とは厳密にはプレイ人数のことではなく、
「オンライン接続の禁止=オフラインモード」を意味しているようです。

・ポッド
  メインメニューであり、個人毎のホームやロビーも兼ねています。
  フレンド登録しているプレイヤーがオンラインなら直接行くことが出来ます。
 
・ストーリー
  あらかじめ組み込まれているステージをプレイします。
  操作を覚えたりエディットで使える素材集めもここ。
  複数人で参加可能で、ネットに繋ぎたくないときは「ひとりで遊ぶ」を選びます。
  「オンライン」を選んだときはホストになります。

・クイックマッチ
  「オンライン」でプレイしているユーザーにランダムでつながるようです。
  ステージが終わるとホストの人のポッドに連れて行かれます。
  
・コミュニティ
  ユーザーが作った無数のステージを遊ぶことが出来ます。
  特に組み込みのステージとの違いもなく、複数人で同じように遊べます。

・ぼくの惑星
  自分でステージを自由に作ることが出来ます。
  アップロードすればコミュニティに登録されて誰でも遊べるようになります。

  アップロードしなくても、自分がホストの場合はポッドにいるユーザーで一緒に
  プレイすることが出来るようです。

  エディット時はオンラインユーザーは入れません。
  コントローラを複数繋いでいる場合は、最大4人まで同時にエディットできます。
  複雑なものとか大きなものは協力して作っていくことが可能で、
  二人以上でないとクリアできないトラップなども確認しながら作れます。

途中参加受け付け終了を意味するゲートロック・ポストをマップに配置しない限り
オンラインではいつでも参加出来てしまうようです。
クイックマッチで入った瞬間ゴールだったことが何度かありました。

ロードは速いので、ほとんどバックグラウンドで行われているのかもしれません。
たまに待たされることがありましたが、どちらかと言えばネット側の問題だった
ようです。

エディットもかなり力が入っていて、ツール1つ1つに丁寧なチュートリアルがあります。
裏で勝手に説明ムービーが流れているだけなので、すでに理解している場合は
さっさと先に進めることが可能。

エディット系ツールでは素材から自由に形を作ることが出来ます。
3D オブジェクトのペンで、絵を描くようにモデルが作られます。
基本的にマテリアルは使う素材によって決まっていて、見た目だけでなく
重さや滑りやすさ、つかめるかどうかといった特性も素材で決まります。

見た目を変えるにはステッカーを貼ります。いわゆるテクスチャ。
エディットモードだけでなくプレイ中もステージ内のオブジェクトにステッカーを
貼り替えできます。
USB カメラがあれば、取り込んでステッカーを作ることも可能です。

エディット中も物理シミュレートは有効になっており、空中に置いたものは落ちるし
ぶつかると倒れます。
動くと困るときは、十字キーの上で物理シミュレートを一時停止します。
巻き戻しのような操作でいつでも Undo/Redo 可能なのも便利。

画面は 3D ですが、画面の奥行きには制限があります。
使えるのは 3 ラインまでで、厚みの幅も固定。
コリジョンは 3D だけどオブジェクトの移動は 2D。

オブジェクトは組み合わせてのり付けしたり、ボルトや紐で組み合わせて形状を
作り上げていきます。

機能的なコネクタもあって、回転するモーターや伸び縮みするピストンなど
スイッチで切換えられます。

ジョイントで繋がれた物体の物理シミュレートや、スイッチの配線だけで様々な
ものが連動し、仕組みを作り上げていくことが可能です。
どう使うかは決められたものではなく、どれもこれも工夫次第。

フラグ管理とかスクリプト等といったゲームの都合による設定は極力排除されていて、
身の回りに近い理解しやすい世界が徹底されています。

エディット自体、一歩引いた次元の違う無機質なツールでは無く、
1つの世界として繋がっており、同じように楽しめるゲームの一部といったところ。

これらはベータ版を元にしているので製品版では変更される可能性があります。