2010/12/29
Android ZEN Touch 2 の CPU/GPU その2
以前 Netwalker に似ていると書きましたが本当に Freescale i.MX51 でした。
CPU: Cortex-A8 800MHz
GPU: AMD Z430 166MHz
RAM: 256MB?
RAM 容量は "192MB total" と書かれてますが、同じ i.MX51 の Netwalker の
場合は VRAM を除いた値となっており、かつ meminfo と差が少ないことから
他に VRAM 分確保されている可能性があります。
確証はありません。
周波数はおそらくこの辺。アイドル時 200MHz, 負荷をかけると 800MHz。
関連エントリ
・Android ポータブルプレイヤー ZEN Touch 2 も使ってみた
・Creative ZiiO 7 使ってみた
・Creative ZiiO 7 ZMS-08 GPU と OpenGL ES 2.0
・Android LuvPad AD100 を1日持ち歩いた
CPU: Cortex-A8 800MHz
GPU: AMD Z430 166MHz
RAM: 256MB?
RAM 容量は "192MB total" と書かれてますが、同じ i.MX51 の Netwalker の
場合は VRAM を除いた値となっており、かつ meminfo と差が少ないことから
他に VRAM 分確保されている可能性があります。
確証はありません。
Linux version 2.6.28 (kernel@localhost.localdomain) (gcc version 4.1.2) #35 CPU: ARMv7 Processor [412fc085] revision 5 (ARMv7), cr=10c5387f CPU: VIPT nonaliasing data cache, VIPT nonaliasing instruction cache Machine: ZEN Touch 2 Memory policy: ECC disabled, Data cache writeback On node 0 totalpages: 49152 free_area_init_node: node 0, pgdat c04c7190, node_mem_map c0556000 DMA zone: 96 pages used for memmap DMA zone: 0 pages reserved DMA zone: 12192 pages, LIFO batch:1 Normal zone: 288 pages used for memmap Normal zone: 36576 pages, LIFO batch:7 Movable zone: 0 pages used for memmap Built 1 zonelists in Zone order, mobility grouping on. Total pages: 48768 Kernel command line: console=ttymxc0,115200 init=/init androidboot.console=ttymxc0 MXC IRQ initialized PID hash table entries: 1024 (order: 10, 4096 bytes) Console: colour dummy device 80x30 Dentry cache hash table entries: 32768 (order: 5, 131072 bytes) Inode-cache hash table entries: 16384 (order: 4, 65536 bytes) Memory: 192MB = 192MB total Memory: 189044KB available (4416K code, 757K data, 248K init) SLUB: Genslabs=12, HWalign=32, Order=0-3, MinObjects=0, CPUs=1, Nodes=1 Calibrating delay loop... 799.53 BogoMIPS (lpj=3997696) Mount-cache hash table entries: 512 CPU: Testing write buffer coherency: ok net_namespace: 688 bytes regulator: core version 0.5 NET: Registered protocol family 16 CPU is i.MX51 Revision 3.0 MXC GPIO hardware Camera module power off IRAM READY mxc_pwm_device registered GGC not detected Using SDMA I.API MXC DMA API initialized ~
*meminfo MemTotal: 189648 kB MemFree: 44072 kB Buffers: 5488 kB Cached: 60248 kB SwapCached: 0 kB Active: 39536 kB Inactive: 75316 kB Active(anon): 25152 kB Inactive(anon): 41320 kB Active(file): 14384 kB Inactive(file): 33996 kB Unevictable: 360 kB Mlocked: 0 kB SwapTotal: 0 kB SwapFree: 0 kB Dirty: 0 kB Writeback: 0 kB AnonPages: 49488 kB Mapped: 16036 kB Slab: 5120 kB SReclaimable: 2096 kB SUnreclaim: 3024 kB PageTables: 4380 kB NFS_Unstable: 0 kB Bounce: 0 kB WritebackTmp: 0 kB CommitLimit: 94824 kB Committed_AS: 1147952 kB VmallocTotal: 647168 kB VmallocUsed: 81060 kB VmallocChunk: 540668 kB
*clocks gpu3d_clk-0 axi_a_clk-0 ___TH_ 1 166250000 (166MHz) ~ cpu_clk-0 pll1_sw_clk-0 ______ 1 800000000 (800MHz)
周波数はおそらくこの辺。アイドル時 200MHz, 負荷をかけると 800MHz。
関連エントリ
・Android ポータブルプレイヤー ZEN Touch 2 も使ってみた
・Creative ZiiO 7 使ってみた
・Creative ZiiO 7 ZMS-08 GPU と OpenGL ES 2.0
・Android LuvPad AD100 を1日持ち歩いた
2010/12/29
Android ポータブルプレイヤー ZEN Touch 2 も使ってみた
Creative ZEN Touch2 はありそうでなかった Android 端末です。
ポータブル Media Player ですが Android OS 2.1 を採用しており、
ネット接続はもちろんアプリケーションの追加もできます。
ちょうど iPod touch の Android 版のようなもの。
・Creative ZEN Touch2
・Creative ZEN Touch2 with GPS
ZEN Touch2 の店頭モデル (8GB) を ZiiO7 と一緒に持ち歩いて使ってみました。
●買うまで最も気になっていたところ
購入前に一番心配&気になっていたのはパフォーマンス面です。
web でもスペックが一切明らかになっておらず未知の状態でした。
ところが実際に店頭で目にしたときは、むしろサイズの方に目が行きます。
・3.2インチと画面が小さいのに本体がスマートフォンサイズ
・厚めのプラスチックで覆われた本体に、液晶面が深い位置に埋まってる
そしてふと冷静に分析します。
すぐ隣の売り場にあった ipod touch と比べたら、サイズも薄さも軽さも
画面サイズも画面解像度もプロセッサパワーもアプリ数もマルチタッチも
センサーもおそらく勝てません。
Creative ZEN Touch2 の良いところは
・高音質な Bluetooth 再生 Pure Wireless Entertainment
・ポイント還元10%の19800円という価格
・背面カメラの画素数
・microSD カードで容量を増やせる
さらに直販の GPS モデルだと
・3G機能なしで買える珍しい GPS/Compass 搭載機
・FMラジオ
も追加。
やっぱりすでに Snapdragon + RAM 512MB クラスの Android スマートフォンを
持っているなら、位置付けとしてはあまり必要性を感じません。
●店頭で触ってわかったこと
逆に店頭で実際に触ってみてわかったのは、予想に反してレスポンスが良かったこと。
意外にきびきび動きます。
内蔵アプリを複数起動しても極端に重くなったりせずちゃんと使えます。
パフォーマンス面の心配はなさそうです。
抵抗膜式のタッチパネルも店頭で触った限りはきちんと反応していました。
大いに悩んだけど、開発機として GPU の詳細が知りたかったので購入に踏み切り
ました。
●CPU/GPU/RAM 容量
詳細はこちら
・Creative ZEN Touch 2 と OpenGL ES 2.0
i.MX51 : Cortex-A8 800MHz, AMD Z430
CPU は予想より強力で GPU も必要十分です。
RAM 容量は 256MB と少ないけれど良く動いています。
・画面サイズが 480x320 と小さい
・電話機能もないし余計なアプリが一切動いていない
ことが原因としてあげられます。
特に余計なアプリが全く入っていないのは非常に良いです。
内蔵機能(アイコン)一覧 : ZiiO7 との対応付け比較
・カレンダーすらない割り切り
・ライブ壁紙もない、使えない
・Home 画面も Android の標準状態
キーボードも一切ない素の状態が非常に気持ちいいです。
ライブ壁紙もなく、パフォーマンスを食う余計な機能を全部取り払った
かのような最小構成が気に入りました。
●タッチパネル
タッチパネルは ZiiO 同様抵抗膜式です。
触れただけでは反応せずわずかに押しこむ力加減が必要です。
指以外でもスタイラスペンなど尖ったもので操作できます。
ZiiO だとほぼ問題なく扱えるのですが ZEN Touch2 は結構ミスが出ます。
画面サイズのが小さいせいかもしれません。
反応が固めの印象で、きちんと力を入れないと反応しないことがあります。
特に設定画面のようなリストのスクロールが難しく、油断するとスライドの
つもりが選択されてしまいます。
一定の圧力を保ったまま移動できずパネルから浮いてしまう瞬間が
あるのでしょう。
もうしばらく使い込みと練習が必要だと感じました。
●Android ボタン
左(下)から [検索] [BACK] [MENU] と並びます。
ZiiO 同様に抵抗膜式タッチパネルの一部です。
[HOME] はさらに一段下(右)にあり、HOME だけ押しこんで反応する物理キー
となっています。
そもそもボタン並びが ZiiO と違います。
バックライトや振動フィードバックはありません。
●リセットボタン
microSD カードスロットのフタを開けると、根元の方にリセット穴があります。
電源ボタンの長押しでは強制切断できないので、トラブルがあったときはこの
リセットボタンを使います。
原因不明ですが、購入直後に数分放置しておいたら、何も操作を受け付けず
固まっていたことが 2度ありました。
出先で細いものが見つからず、リセット出来ずに困ったことがあります。
今ではリセットピンを携帯してます。
●液晶
ZiiO7 より発色が良く見えます。
デザインは横型なのに、液晶は縦持ちで見た時が自然な視野角になります。
HDMI 出力はありませんが、メニューを見ると Video 出力がありそうです。
●アプリ
さすが Android 端末で、徐々にアプリを入れてカスタマイズしていくと
だんだん好みの環境になってきます。
Android マーケットが無いので、LuvPad や ZiiO と同じように
アプリケーションを自分で準備してインストールします。
ZiiO と違い ZiiStore もありません。
やはりアプリのインストールや更新は少々手間がかかるかもしれません。
●最後に
タッチパネルの操作は若干慣れが必要です。
マーケットの利便性を考えると純粋な Android 入門としてはお勧めできません。
ミュージックプレイヤーとしては少々大きめ。
メディアプレイヤーとしては他にも選択肢があります。
ここに Android アプリが動くという価値がどの程度プラスになるかが判断の
境目でしょうか。
個人的には最小構成な点は気に入りました。
ごてごてとカスタマイズされた全部入りスマートフォンよりも良いです。
これで本体サイズがさらに小さいなど、持つことにメリットがあれば面白い
と思います。自分の場合買うために若干勇気が必要でした。
マルチタッチはないけど、本体の入手しやすさを考えると開発機としても
良いかもしれません。
関連エントリ
・Creative ZiiO 7 使ってみた
・Creative ZiiO 7 ZMS-08 GPU と OpenGL ES 2.0
・Android LuvPad AD100 を1日持ち歩いた
ポータブル Media Player ですが Android OS 2.1 を採用しており、
ネット接続はもちろんアプリケーションの追加もできます。
ちょうど iPod touch の Android 版のようなもの。
・Creative ZEN Touch2
・Creative ZEN Touch2 with GPS
ZEN Touch2 の店頭モデル (8GB) を ZiiO7 と一緒に持ち歩いて使ってみました。
●買うまで最も気になっていたところ
購入前に一番心配&気になっていたのはパフォーマンス面です。
web でもスペックが一切明らかになっておらず未知の状態でした。
ところが実際に店頭で目にしたときは、むしろサイズの方に目が行きます。
・3.2インチと画面が小さいのに本体がスマートフォンサイズ
・厚めのプラスチックで覆われた本体に、液晶面が深い位置に埋まってる
そしてふと冷静に分析します。
ZEN Touch 2 : 120 x 60 x 13mm 122g 3.2inch 480x320 iPod touch 4 : 111 x 58.9 x 7.2mm 101g 3.5inch 960x640
すぐ隣の売り場にあった ipod touch と比べたら、サイズも薄さも軽さも
画面サイズも画面解像度もプロセッサパワーもアプリ数もマルチタッチも
センサーもおそらく勝てません。
Creative ZEN Touch2 の良いところは
・高音質な Bluetooth 再生 Pure Wireless Entertainment
・ポイント還元10%の19800円という価格
・背面カメラの画素数
・microSD カードで容量を増やせる
さらに直販の GPS モデルだと
・3G機能なしで買える珍しい GPS/Compass 搭載機
・FMラジオ
も追加。
やっぱりすでに Snapdragon + RAM 512MB クラスの Android スマートフォンを
持っているなら、位置付けとしてはあまり必要性を感じません。
●店頭で触ってわかったこと
逆に店頭で実際に触ってみてわかったのは、予想に反してレスポンスが良かったこと。
意外にきびきび動きます。
内蔵アプリを複数起動しても極端に重くなったりせずちゃんと使えます。
パフォーマンス面の心配はなさそうです。
抵抗膜式のタッチパネルも店頭で触った限りはきちんと反応していました。
大いに悩んだけど、開発機として GPU の詳細が知りたかったので購入に踏み切り
ました。
●CPU/GPU/RAM 容量
詳細はこちら
・Creative ZEN Touch 2 と OpenGL ES 2.0
i.MX51 : Cortex-A8 800MHz, AMD Z430
CPU は予想より強力で GPU も必要十分です。
RAM 容量は 256MB と少ないけれど良く動いています。
・画面サイズが 480x320 と小さい
・電話機能もないし余計なアプリが一切動いていない
ことが原因としてあげられます。
特に余計なアプリが全く入っていないのは非常に良いです。
内蔵機能(アイコン)一覧 : ZiiO7 との対応付け比較
ZEN Touch2 ZiiO 7inch --------------------------------------------------- Explorer ZiiExplorer PAA PAA Setup Info Setup Info ZiiO Space ZiiO Space アラーム 時計 カメラ カメラ ギャラリー ZiiPhoto/ZiiVideo ブラウザ ブラウザ メール メール ユーザーズガイド ユーザーズガイド 音楽 ZiiMusic 音声レコーダー ZiiMicrophone 設定 設定 電卓 電卓 ZiiAcademy Audible RSSリーダー ZiiStore カレンダー タスクマネージャー メモ帳 --------------------------------------------------- Android キーボード Android キーボード Google Pinyin Hanwang Handwriting IME ---------------------------------------------------
・カレンダーすらない割り切り
・ライブ壁紙もない、使えない
・Home 画面も Android の標準状態
キーボードも一切ない素の状態が非常に気持ちいいです。
ライブ壁紙もなく、パフォーマンスを食う余計な機能を全部取り払った
かのような最小構成が気に入りました。
●タッチパネル
タッチパネルは ZiiO 同様抵抗膜式です。
触れただけでは反応せずわずかに押しこむ力加減が必要です。
指以外でもスタイラスペンなど尖ったもので操作できます。
ZiiO だとほぼ問題なく扱えるのですが ZEN Touch2 は結構ミスが出ます。
画面サイズのが小さいせいかもしれません。
反応が固めの印象で、きちんと力を入れないと反応しないことがあります。
特に設定画面のようなリストのスクロールが難しく、油断するとスライドの
つもりが選択されてしまいます。
一定の圧力を保ったまま移動できずパネルから浮いてしまう瞬間が
あるのでしょう。
もうしばらく使い込みと練習が必要だと感じました。
●Android ボタン
左(下)から [検索] [BACK] [MENU] と並びます。
ZiiO 同様に抵抗膜式タッチパネルの一部です。
[HOME] はさらに一段下(右)にあり、HOME だけ押しこんで反応する物理キー
となっています。
そもそもボタン並びが ZiiO と違います。
バックライトや振動フィードバックはありません。
●リセットボタン
microSD カードスロットのフタを開けると、根元の方にリセット穴があります。
電源ボタンの長押しでは強制切断できないので、トラブルがあったときはこの
リセットボタンを使います。
原因不明ですが、購入直後に数分放置しておいたら、何も操作を受け付けず
固まっていたことが 2度ありました。
出先で細いものが見つからず、リセット出来ずに困ったことがあります。
今ではリセットピンを携帯してます。
●液晶
ZiiO7 より発色が良く見えます。
デザインは横型なのに、液晶は縦持ちで見た時が自然な視野角になります。
HDMI 出力はありませんが、メニューを見ると Video 出力がありそうです。
●アプリ
さすが Android 端末で、徐々にアプリを入れてカスタマイズしていくと
だんだん好みの環境になってきます。
Android マーケットが無いので、LuvPad や ZiiO と同じように
アプリケーションを自分で準備してインストールします。
ZiiO と違い ZiiStore もありません。
やはりアプリのインストールや更新は少々手間がかかるかもしれません。
●最後に
タッチパネルの操作は若干慣れが必要です。
マーケットの利便性を考えると純粋な Android 入門としてはお勧めできません。
ミュージックプレイヤーとしては少々大きめ。
メディアプレイヤーとしては他にも選択肢があります。
ここに Android アプリが動くという価値がどの程度プラスになるかが判断の
境目でしょうか。
個人的には最小構成な点は気に入りました。
ごてごてとカスタマイズされた全部入りスマートフォンよりも良いです。
これで本体サイズがさらに小さいなど、持つことにメリットがあれば面白い
と思います。自分の場合買うために若干勇気が必要でした。
マルチタッチはないけど、本体の入手しやすさを考えると開発機としても
良いかもしれません。
関連エントリ
・Creative ZiiO 7 使ってみた
・Creative ZiiO 7 ZMS-08 GPU と OpenGL ES 2.0
・Android LuvPad AD100 を1日持ち歩いた