2016/11/27
Apple Watch S2 の CPU と浮動小数点演算
Apple Watch Series 2 で vfpbenchmark を走らせてみました。
結果から Apple Watch S1 と同じ Cortex-A7 の 0.5GHz と思われます。
・単位は GFLOPS, 値が大きい方が高速。
初代 Apple Watch の S1 と違い、新型 Apple Watch の S1P/S2 は Dual Core です。詳細は下記よりどうぞ。結果を追加しています。
・VFP Benchmark Log 計測結果まとめ
GPU については未調査です。SpriteKit 経由ですが、Watch OS 3.0 から OpenGL ES 2.0 相当の Shader (GLSL) が使えるようになっています。
関連エントリ
・Android 端末のアップデート (1) Android Wear バージョン一覧と新しいアーキテクチャ
・Apple Watch の CPU の種類と浮動小数点演算速度
結果から Apple Watch S1 と同じ Cortex-A7 の 0.5GHz と思われます。
Watch | SoC | CPU | ST-SP | ST-DP | MT-SP | MT-DP |
---|---|---|---|---|---|---|
初代 | Apple S1 | Cortex-A7 0.5GHz x1 | 0.850 | 0.416 | 0.849 | 0.416 |
Series 2 | Apple S2 | Cortex-A7 0.5GHz x2 | 0.986 | 0.483 | 1.807 | 0.879 |
・単位は GFLOPS, 値が大きい方が高速。
初代 Apple Watch の S1 と違い、新型 Apple Watch の S1P/S2 は Dual Core です。詳細は下記よりどうぞ。結果を追加しています。
・VFP Benchmark Log 計測結果まとめ
GPU については未調査です。SpriteKit 経由ですが、Watch OS 3.0 から OpenGL ES 2.0 相当の Shader (GLSL) が使えるようになっています。
関連エントリ
・Android 端末のアップデート (1) Android Wear バージョン一覧と新しいアーキテクチャ
・Apple Watch の CPU の種類と浮動小数点演算速度
2016/11/13
Android/Linux MaruOS その4
MaruOS 0.3 が Release されています。Windows 10 Mobile の Continuum 同様に外部モニタ接続で Linux Desktop が使えるのはもちろん、外部モニタなしでも使えるようになっています。それ以外にも Android 側が 6.0.1 になるなど色々改良されているようです。

Dashboard は設定画面から呼び出すことが出来ます。

これでいつでも Linux Desktop の起動と Shutdown が可能です。
Android 側に VNC や ssh client のアプリを入れておけば、端末単体でも Linux アプリケーションを利用することが出来ます。VNC server はデフォルトでは起動していないので、VNC を使う場合でも最初は ssh が必要です。
ただし以前はバグを利用して、端末本体に Native な Desktop 描画が出来ていたのですが、修正されているようです。
関連エントリ
・Android/Linux MaruOS その3
・Android/Linux MaruOS その2
・Nexus 5 に Maru OS を入れてみた

Dashboard は設定画面から呼び出すことが出来ます。

これでいつでも Linux Desktop の起動と Shutdown が可能です。
Android 側に VNC や ssh client のアプリを入れておけば、端末単体でも Linux アプリケーションを利用することが出来ます。VNC server はデフォルトでは起動していないので、VNC を使う場合でも最初は ssh が必要です。
ただし以前はバグを利用して、端末本体に Native な Desktop 描画が出来ていたのですが、修正されているようです。
関連エントリ
・Android/Linux MaruOS その3
・Android/Linux MaruOS その2
・Nexus 5 に Maru OS を入れてみた
新規に View カードを作成して、無事 iPhone SE 本体側の Apple Pay にも登録できるようになりました。前回登録できなかったのはやはり手持ちのカードの種類が問題だったようです。
今回 Apple Watch Series 2 で出来るようになったこと
・Suica 支払い
・Suica 定期券
・iD 支払い
・QUICPay 支払い
● Suica へのチャージは Apple Watch 側でも可能
iPhone 本体側の Apple Pay が有効になったので、Apple Pay 経由でも支払いできるようになりました。
Apple Watch Series 2 内の Suica へのチャージ方法
Apple Watch 側のチャージ画面

Suica 定期の更新も Apple Watch 側で出来るようです。

● Suica の履歴確認は iPhone 本体の Watch アプリを使う
Suica の利用履歴は iPhone 側の Watch アプリで見ることが出来ます。こちらは即座に更新されるので、改札通過時に正しく認識されたかどうかも確認できます。
1. Watch アプリ
2. Wallet と Apple Pay
3. Suica を選択
4. 「情報」の欄を「ご利用明細」に切り替え
Suica アプリの「チケット購入・Suica管理」→ 「SF利用履歴(前日まで)」にも履歴がありますが、こちらは当日のものが反映されません。
● エクスプレスカード登録の Suica が反応しない場合は
「エクスプレスカード」に登録したカードは、サイドボタンのダブルクリック無しでもリーダーにかざして使用することができます。もし反応しない場合は、Watch アプリからもう一度「エクスプレスカード」を選択し直すと良いようです。
● 利用時のカード選択
サイドボタンダブルクリックで支払いモードになりますが、このとき左右フリックで直接カード選択が可能です。Watch 側の Wallet を起動した場合は「メインカード」が表示されているので、左上の「閉じる」を押してからカード選択できます。
● iPhone がなくても支払いできる
Apple Watch だけ持ち歩いて、iPhone と通信が切れている状態でも iD で支払いができました。手ぶらでも Apple Watch だけで財布&定期代わりに使えるのは便利です。
関連エントリ
・Apple Pay を iPhone SE + Apple Watch S2 で使ってみた
・Apple Watch と Android Wear を繋げてみた
・Apple Watch の CPU の種類と浮動小数点演算速度
・Android Wear 5.1.1 は Wi-Fi による同期に対応、Apple Watch との違い
・Apple Watch のバッテリーと Android Wear 5.1
・Apple Watch を使ってみた, Android Wear との比較など
今回 Apple Watch Series 2 で出来るようになったこと
・Suica 支払い
・Suica 定期券
・iD 支払い
・QUICPay 支払い
● Suica へのチャージは Apple Watch 側でも可能
iPhone 本体側の Apple Pay が有効になったので、Apple Pay 経由でも支払いできるようになりました。
Apple Watch Series 2 内の Suica へのチャージ方法
Device | 使用するアプリ | 支払い方法 |
---|---|---|
iPhone SE | Suica アプリ | Suica 登録クレジットカード |
iPhone SE | Suica アプリ | Apple Pay に登録したカード |
Apple Watch S2 | Watch 側の Wallet | Apple Pay に登録したカード |
Apple Watch 側のチャージ画面

Suica 定期の更新も Apple Watch 側で出来るようです。

● Suica の履歴確認は iPhone 本体の Watch アプリを使う
Suica の利用履歴は iPhone 側の Watch アプリで見ることが出来ます。こちらは即座に更新されるので、改札通過時に正しく認識されたかどうかも確認できます。
1. Watch アプリ
2. Wallet と Apple Pay
3. Suica を選択
4. 「情報」の欄を「ご利用明細」に切り替え
Suica アプリの「チケット購入・Suica管理」→ 「SF利用履歴(前日まで)」にも履歴がありますが、こちらは当日のものが反映されません。
● エクスプレスカード登録の Suica が反応しない場合は
「エクスプレスカード」に登録したカードは、サイドボタンのダブルクリック無しでもリーダーにかざして使用することができます。もし反応しない場合は、Watch アプリからもう一度「エクスプレスカード」を選択し直すと良いようです。
● 利用時のカード選択
サイドボタンダブルクリックで支払いモードになりますが、このとき左右フリックで直接カード選択が可能です。Watch 側の Wallet を起動した場合は「メインカード」が表示されているので、左上の「閉じる」を押してからカード選択できます。
● iPhone がなくても支払いできる
Apple Watch だけ持ち歩いて、iPhone と通信が切れている状態でも iD で支払いができました。手ぶらでも Apple Watch だけで財布&定期代わりに使えるのは便利です。
関連エントリ
・Apple Pay を iPhone SE + Apple Watch S2 で使ってみた
・Apple Watch と Android Wear を繋げてみた
・Apple Watch の CPU の種類と浮動小数点演算速度
・Android Wear 5.1.1 は Wi-Fi による同期に対応、Apple Watch との違い
・Apple Watch のバッテリーと Android Wear 5.1
・Apple Watch を使ってみた, Android Wear との比較など