2009/10/14
NetWalker PC-Z1 Debian
カーネルの再構築をテストするために SD からの boot を少々試しました。
取りあえずリカバリ microSD の中身を書き換えるだけで起動します。
/boot だけ残して本体フラッシュの中身をまるごとコピーするだけでも ubuntu が
SD から立ち上がるようです。カーネルのテストだけならこれで十分かもしれません。
手持ちが 2GB SD しかなく、ただのコピーだと入りきらなかったので Debian 入れてみました。
下記ページを参考にしました。ほぼこの手順通りに作業しています。
・D.3. Unix/Linux システムからの Debian GNU/Linux のインストール
最初にリカバリ用 micro SD を作成しており、そこから /boot 以外全部削除しています。
NetWalker がネットに繋がった状態です。
/media/disk の microSD を /mnt/sd にマウントし直す
install CD-1 の iso をあらかじめ download してあるなら
またはネットから実行する場合 ( http://www.debian.org/mirror/list)
モジュールをコピーしておく
手順通りです
起動してみます。
SHARP ロゴがでる前から、オプティカルポイントの左右ボタン (本体左側にあるマウスボタン)
の両方を押しっぱなしにします。そのまましばらく耐え続けて、うまく起動すると SHARP ロゴを
突き破ってコンソールが出現。root でログイン。

無線 LAN で繋がらないので、手持ちの USB LAN アダプタを試したら両方とも使えました。
USB1.1 のかなり古いものです。
・corega FEther USB-TX
・IO DATA Lan-Egg USB-ET/T
これで ssh を入れればリモートから作業できるようになりました。
コンソールだとカーソルが表示されないのでエディタの編集で少々困ります。
X を入れてみます。
xorg.conf を書き換えて Section "Device" のところに Driver "fbdev" を追加。
startx で取りあえず起動することがわかったので
起動します。
何も入っていません。

マウスボタンの同時押しを失敗しやすいのが難点ですが、micro SD から割と簡単に
起動できることがわかりました。
取りあえずリカバリ microSD の中身を書き換えるだけで起動します。
/boot だけ残して本体フラッシュの中身をまるごとコピーするだけでも ubuntu が
SD から立ち上がるようです。カーネルのテストだけならこれで十分かもしれません。
手持ちが 2GB SD しかなく、ただのコピーだと入りきらなかったので Debian 入れてみました。
下記ページを参考にしました。ほぼこの手順通りに作業しています。
・D.3. Unix/Linux システムからの Debian GNU/Linux のインストール
最初にリカバリ用 micro SD を作成しており、そこから /boot 以外全部削除しています。
NetWalker がネットに繋がった状態です。
$ sudo -s # apt-get update # apt-get install debootstrap
/media/disk の microSD を /mnt/sd にマウントし直す
# umount /media/disk # mkdir /mnt/sd # mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/sd
install CD-1 の iso をあらかじめ download してあるなら
# mkdir /mnt/cd # cd # mount -t iso9660 -o loop debian-503-armel-CD-1.iso /mnt/cd # debootstrap --arch armel lenny /mnt/sd file:/mnt/cd
またはネットから実行する場合 ( http://www.debian.org/mirror/list)
# debootstrap --arch armel lenny /mnt/sd http:/ftp.~.org/debian/
モジュールをコピーしておく
# cp -r /lib/modules/* /mnt/sd/lib/modules
手順通りです
# LANG=C chroot /mnt/sd /bin/bash # mount -t proc proc /proc # cd /dev # MAKEDEV generic # dpkg-reconfigure tzdata
# vi /etc/hosts
127.0.0.1 localhost netwalker
# vi /etc/network/interfaces
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet dhcp auto eth1 iface eth1 inet dhcp
# aptitude update # aptitude install locales # dpkg-reconfigure locales
起動してみます。
# reboot
SHARP ロゴがでる前から、オプティカルポイントの左右ボタン (本体左側にあるマウスボタン)
の両方を押しっぱなしにします。そのまましばらく耐え続けて、うまく起動すると SHARP ロゴを
突き破ってコンソールが出現。root でログイン。

無線 LAN で繋がらないので、手持ちの USB LAN アダプタを試したら両方とも使えました。
USB1.1 のかなり古いものです。
・corega FEther USB-TX
・IO DATA Lan-Egg USB-ET/T
# /etc/init.d/networking restart
これで ssh を入れればリモートから作業できるようになりました。
コンソールだとカーソルが表示されないのでエディタの編集で少々困ります。
X を入れてみます。
# aptitude install xserver-xorg-video-fbdev # aptitude install xinit
xorg.conf を書き換えて Section "Device" のところに Driver "fbdev" を追加。
# vi /etc/X11/xorg.conf
~ Section "Device" Identifier "Configured Video Device" Driver "fbdev" Option "UseFBDev" "true" EndSection ~
startx で取りあえず起動することがわかったので
# aptitude install xterm fvwm
# vi /root/.xinitrc
xterm & exec fvwm
起動します。
# startx
何も入っていません。

マウスボタンの同時押しを失敗しやすいのが難点ですが、micro SD から割と簡単に
起動できることがわかりました。
青木 wrote:
RESCUEのrecover microSDのext2はFilesystem flags: unsigned_directory_hash なんですよね。どうもこれがふつうのPCでmkfsしたのと違うみたいです。
ubi.imgさえ作れれば、フラッシュにインストールできるはずなんですが。
netwalkerの出荷後のファイルシステムのファイルパーミッションがおかしい(UID=1000のシステムディレクトリ)はこまったもんですね。おかげで、sudoerファイルを壊して普通にrootになれなくなっても、このホールからrootになれましたが。ハハハ…