Android 3.0 の改良点

Optimus Pad L-06C で使ってきた Android Tablet も 3台目です。
Android 3.0 は色々改良されていて良くなっています。

その一つが以前書いた内部ストレージの扱いです。
使いづらかった部分やハードごとの互換性問題を1つ1つ丁寧に
取り除いているようです。

例えば機種ごとに配列が異なっていて、統一性がなかったハードウエアキーも
無くなりました。BACK, HOME などのボタンは画面のシステムバーの上にあります。

 ・機種ごとに配列が異なることがなくなった
 ・向きに依存せず常に画面左下にあり場所が固定されていて分かりやすい
 ・周囲が暗くても確実にボタンを判別できる

そのかわり

 ・システムバー(ステータスバー)の位置が画面の上端から下端に変更された
 ・画面下部に常にシステムバー(ステータスバー)とボタンが表示される

BACK, HOME がないと操作できなくなるので、フルスクリーンアプリで
あっても常にシステムバーが表示されるようになりました。
アプリが使える画面の面積は 2.x 時よりわずかに少ないことになります。

●アプリ管理

Android 2.x までのアプリケーション管理は iOS と違い、設定の中にある
専用の一覧画面で行います。
Home 画面への配置、実行、アプリ削除、などの方法がどれもばらばらで
最初は分かりにくいと思いましたが、よく考えると Windows PC も同じです。

その点 Android 3.0 は iOS に近づきました。
アイコンが並ぶアプリ一覧画面から、アプリ実行と Home 画面への配置
だけでなくアンインストールや管理ができるようになっています。

android30_1.jpg

アンインストールはアイコンをドラッグして上のゴミ箱へ運ぶだけです。
右上の info マークへ運ぶと詳細が開きます。

マーケットボタンも右上に配置されており、入手から実行、削除までが
ひとつの画面でできるようになりました。

ソフトウエアをインストールすると Windows のインストーラのように
Home 画面にアイコンが配置されています。

●その他気がついたこと

・MENU ボタン

BACK, HOME は左下に配置しますが、Honeycomb のメニューボタンは右上
アクションバーにあります。
2.x 以前のアプリを起動した場合は互換性のため、システムバーの並びに
メニューボタンが現れます。

・検索ボタン/タスクボタン

2.x 以前はあれだけ主張していた検索ボタンがなくなっています。
タスクは HOME 長押しではなく専用のボタンが配置されるようになりました。

・ステータス

右下の時計エリアタッチで詳細がポップアップします。ポップアップした
ウィンドウをもう一度タッチすると、明るさ調整や画面の回転ロック、
モード切り替え、などの設定変更ができます。
設定用のウィジットを Home 画面にたくさん並べなくてもよくなりました。

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