PS3 Linux の画面を広く使う

現在 PC 用のモニタに VGA でつないで 720p で使用しています。
(つなぐまでのあれこれ http://ch09144.kitaguni.tv/e326105.html)
(画面写真 http://ch09144.kitaguni.tv/e326652.html)
でも、なんか解像度の割りに画面が狭いなあと思っていました。
ウィンドウを立ち上げて

 デスクトップ → 設定 → 画面の解像度

をみるとなんと「1124×644」になっています。

もしかしたら TV に合わせてオーバースキャンを考慮して
有効画素数を減らしているのかもしれません。

ps3videomode コマンドのヘルプを良く見ると full screen mode なるものがあります。

X を落としてから試してみました。

 $ ps3videomode -f -v 3

この状態で startx すると、以前よりずっと広い画面になりました。
解像度を調べると 1280×720 で、今度はきちんと 720p です。
面積で 1.27倍、体感ではかなり広さの差を感じます。

起動時から fullscreen 指定するには /etc/kboot.conf を書き換える必要が
あります。

前回の記事(PS3 Linux で最初に行う設定 http://ch09144.kitaguni.tv/e327238.html)
では次のように数値指定しました。

linux=”/boot/vmlinux-2.6.16 initrd=/boot/initrd.img video=ps3fb:mode:3″

1=480i
2=480p
3=720p
4=1080i
5=1080p

ps3videomode のヘルプによると、-f 指定だけでなくモードの数値に +128
しても fullscreen 指定になるようです。
mode 3 + 128 = 131 ということで、モード番号を 131 に書き換えます。

linux=”/boot/vmlinux-2.6.16 initrd=/boot/initrd.img video=ps3fb:mode:131″

これで起動時から 720p の fullscreen 画面になりました。