2007/06/21
帰ってきた John Carmack と新 Engine
Posted by: oga
at 00:01
WWDC2007 で、id Teck 5 という新エンジンが紹介されました。
もう「さすが」というしかありません。
・PC Watch WWDC 2007基調講演詳報(1)
・4Gamer.net【Mac】John Carmack氏,WWDC 2007の基調講演で新エンジンを披露
GeForce8800GTX は 768MByte もの VRAM を搭載しており GTS でも 640M です。
RADEON も 2900XT は 512M からスタートしており、今年中には 10万未満の
ハイエンドビデオカードも 1G が当たり前になるのではないか、
という勢いです。
PC のメインメモリ容量も増加する一方で、値段が下がったこともあって
1GByte くらいは当たり前。
Vista 向け PC だと 2G あたりがいい値段です。
32bit OS ではもう窮屈ですが、もしかしたら VRAM も近いうちに 32bit
の限界を突破してしまうかもしれません。
家庭用ゲーム機でも Xbox360/PS3 は 512M のメモリを搭載しており、
その大半はおそらく VRAM として使われているのではないかと思われます。
実際 GeForce8 では 1枚で 200~400MByte を超えるテクスチャを貼った
モデルがリアルタイムですんなり動いてしまうので、
もう古い常識は通じないなと思ってました。
(例えば 2048x2048 の 32F (1pixel 128bit = 16byte) の CubeMap など)
だけど、それをいったい何に使うか、どう使っていくかといったビジョンが
あるかというとまた別で、ただただハードの進化に必死についていっている
だけでもあります。
400MByte のテクスチャごときで感心しているときに、この John Carmack
の新エンジンは発想の常識を超えて、上限をすっかり無くしてしまった
ようです。なるほど。
20GByte ものテクスチャ領域を使うなんて、現状のハードウエアスペックを
考えるとそんな馬鹿なと思われるかもしれませんが・・
確かに全シーンをすべてユニークなテクスチャで覆うことができたらば、
あんなこともできるようになるし、こんなこともできるし、
今までに無いライティングエンジンの設計もできるし、
夢がものすごく広がります。
メモリが増えたからといって、そして今後増えたとしてもこんな発想は
さっぱりできなかったし、ただただ「さすが」としかいえません。
限られた帯域で実際どれだけ転送が間に合うのかいろいろ気になりますが、
実際動いているのもすごいわけです。
やっとマルチテクスチャが一般になりつつあるときに発表された
DoomEngine もそうでしたが、想像し得る未来のスペックを先取りした
開発力はやっぱりすごい。
もう「さすが」というしかありません。
・PC Watch WWDC 2007基調講演詳報(1)
・4Gamer.net【Mac】John Carmack氏,WWDC 2007の基調講演で新エンジンを披露
GeForce8800GTX は 768MByte もの VRAM を搭載しており GTS でも 640M です。
RADEON も 2900XT は 512M からスタートしており、今年中には 10万未満の
ハイエンドビデオカードも 1G が当たり前になるのではないか、
という勢いです。
PC のメインメモリ容量も増加する一方で、値段が下がったこともあって
1GByte くらいは当たり前。
Vista 向け PC だと 2G あたりがいい値段です。
32bit OS ではもう窮屈ですが、もしかしたら VRAM も近いうちに 32bit
の限界を突破してしまうかもしれません。
家庭用ゲーム機でも Xbox360/PS3 は 512M のメモリを搭載しており、
その大半はおそらく VRAM として使われているのではないかと思われます。
実際 GeForce8 では 1枚で 200~400MByte を超えるテクスチャを貼った
モデルがリアルタイムですんなり動いてしまうので、
もう古い常識は通じないなと思ってました。
(例えば 2048x2048 の 32F (1pixel 128bit = 16byte) の CubeMap など)
だけど、それをいったい何に使うか、どう使っていくかといったビジョンが
あるかというとまた別で、ただただハードの進化に必死についていっている
だけでもあります。
400MByte のテクスチャごときで感心しているときに、この John Carmack
の新エンジンは発想の常識を超えて、上限をすっかり無くしてしまった
ようです。なるほど。
20GByte ものテクスチャ領域を使うなんて、現状のハードウエアスペックを
考えるとそんな馬鹿なと思われるかもしれませんが・・
確かに全シーンをすべてユニークなテクスチャで覆うことができたらば、
あんなこともできるようになるし、こんなこともできるし、
今までに無いライティングエンジンの設計もできるし、
夢がものすごく広がります。
メモリが増えたからといって、そして今後増えたとしてもこんな発想は
さっぱりできなかったし、ただただ「さすが」としかいえません。
限られた帯域で実際どれだけ転送が間に合うのかいろいろ気になりますが、
実際動いているのもすごいわけです。
やっとマルチテクスチャが一般になりつつあるときに発表された
DoomEngine もそうでしたが、想像し得る未来のスペックを先取りした
開発力はやっぱりすごい。